認知症の始まりの頃に診察で近くの総合病院の脳外科に行った事がある。
薬は3種類。朝晩二回のと朝一回、夕方一回のどの薬が良いですか?えっ?
そんな出し方で良いの?
何が出るかな?何が出るかな?
薬の名前を聞いてその場でググれば良かったなとしきりに反省した。
結果、処方されたのがアリセプトだった。
悲劇の始まり。
母の人格が全く変わった。凄く攻撃的になり、こちらも喧嘩腰になった。
たまらんので他の薬を希望したが期間がまだ経ってないとか、却下された。
それ以来行かなくなった。信頼出来ない。ついでに俺と母の内科受信もやめた。俺の無呼吸症候群のテストをしてああ無呼吸症候群ですね。痩せましょうね。で終わり。
Cパップの提案とかもない。それが今や院長先生だ。
もうあの病院は二度と行かない。
で、大手町の心療内科を思い出して診察をお願い。お父さんのあとをついだ元市民病院の専門医だ。メマリーなる穏やかに効く薬を処方してくれた。
それと睡眠導入剤。
それで母がなんとか正気に戻ってくれた。
と言うか、進行が今までかなり押さえられたと思う。本人はすっかり忘れているけど。
今年の春から調子が悪い。
携帯電話も掛けられない。都度教える。
新聞も読まなくなった。
がもう刺激の強い薬も難しいので現状維持である。
心療内科というのはお医者さんなら誰でも開業できる。薬を出すだけだけだから。受信するなら精神科を。