Oxford Dynamic EQが発売されたよ。これはいい感じだ。
で、DEMO。
通常EQとしてカットとかすると全体音量の小さなとこでもEQはお構いなくカットしちゃうけど、ここぞとばかりレベルが突出するときは、そのシキイ線を越えた時に発動してうまい具合にやっつけてくれる優れものだ。
ただ、シレッショルドを超える部分、超えない部分に分けると最大カットやブーストでもどうやら3.5db前後という感じかな。
ま~ミックスする上では十分な数値だ。
さて、なかなかの反応を見せてくれる、使いやすいDynamicEQなんだけど、おっさん的に似たようなのがあるので、対決させてみたよ。
ということでHOFA IQ-EQとOxford DynamicEQ 夢の対決とか勝手にやってみた。
対決方法はカットしてほしくない場面とがっつりカットしてほしい場面を作り、それぞれ同じようなQ設定とスレッショルド設定、カットはそれぞれの最大db
HOFAは通常オバサン×2なんだけど、実はリソース的にHOFAがCPU2%から3%と軽いので同じリソースでとHOFAはオバサン×4にしてみた。
これで、リソースは同じぐらいになった。
アタックタイムは出来るだけ早く、リリースはまったりかかるような設定。特に意味は無い。
カットする場所は2000hz
審判はFab Pro Q2のサイドチェインでEQを入れる前のアナライザーとEQ後のアナライザーを重ねてみた。
キャプチャーは寝ぼけたおっさんのポン出しキャプチャ。
音量小さいとこからダーッと上がってから2泊目。結構うまく取れたと思うのだけど。
選手紹介
HOFA IQ-EQ
Oxford DynamicEQ
●結果はざっくりだから参考データとして頂だい。
HOFA
Oxford
それぞれいい感じだ。
音的には、おっさんの耳ではブラインドテストした場合どちがどっちだか解らない感じ。
設定のしやすさは、Oxfordの方がサイドチャインや細かな設定とかは弄りやすい。
パラメーターはFabfilterのようなお手軽さ。
カーブは結果以上になるような極端な設定だけど、結果的にはそんなに思いのほか「切れてない!」
mixのカットとしては十分かと。
Oxfordの面白いのはOFFセットでブーストカットをあれこれかけて、EQポイントのダイナミックスをダイナミックに加工できる。
ま~出始めでいろいろ互角な感じだ。
おっさんの要望としては、もちっとカーブの種類が欲しかったかな。12dbぽいカーブ。
今後のこの手のEQで他のベンダーへの期待というかDMG Audioあたりにやっていただきたいのだけど、エッセンスのバンドは3バンドバージョンみたいの作ってくれたらナ。
各ポイント、ピークから右左のdb変えれたら鼻血もの。
さて、今回は真夜中なんでモニターリングはヘッドホンでのおおざっぱ。
あと、ソースはヘビオシティのDEMO音源。
プロの方々の印象を聞いてみたな。
※画像ではOxfordは低域にもポイント設定しているように見えるけど、インターナルサイドチャインとかかけて遊んだんです。
このインターナルさインドチェインのやり方がFabのマルチバンドコンプと同じやり方でものすごく使いやすい。
キックスネアの帯域をサイドチェインのもとにして、パッドあたりをうねうねさせるにはいいかな。
効果的にはマルチバンドコンプの方ががっつりかかるけど。