子どもの心を守っていますか? | 楽しい子育て

子どもの心を守っていますか?



私達子育て世代は、地震のニュースを避けて、子どもの心を守りませんか?


ニュースやネットの地震の映像や音。


大人は<ココで起きている事ではなく過去の事>だとわかります。


でも、10歳以下の子どもは、<目の前で起きているように感じ心の傷となる>可能性が高いのです。


このたびの熊本・大分の地震において、被災された方々、並びにそのご親族、ご友人の皆様に心からお見舞いを申し上げます。


また、命がけで捜索や支援活動にあたっていらっしゃる方々とそのご家族に心から感謝を申し上げます。


4月14日の熊本地震から3日経ちました。


昨日16日午前1時25分に起きた地震では、熊本・大分両県に大きな被害が出ているようです。


私が住んでいる福岡は震源地から約120キロ離れていますが、14日の夜も16日午前も携帯の地震警報がなり大きく揺れました。


物が落ちてくるなどの被害は、私の家ではありませんでした。


それでも、継続的に余震が起きています。


小学6年生の次女は、「暗いのは怖い!」と電気をつけたまま眠りました。


余震が続き報道や被災地のニュースなど、心が痛んだり揺れたりする状況が続いている方もいると思います。


テレビや新聞やラジオなどの報道を流しっぱなしにする家庭や、お子さんへ地震についての説明をする方もいらっしゃるかもしれません。


でも、お子さんの健やかな心の成長のために、知っていただきたいことがあります。


繰り返し流れる震災と被災地の様子の映像を見ることで、子どもたちは大きな恐怖を感じる可能性が考えられます。


また、子どもは親の気持ちに敏感ですので、親がこのような映像を見て不安を感じることで、子どもはもっと大きな不安を感じる可能性が考えられます。


そのため、可能でしたら、震災に関しての報道はお子さんが眠った後に行うなど、お子さんのテレビの視聴を避けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?


アメリカの同時多発テロの際、ツィンタワーが倒れる瞬間をテレビで見てしまった多くの子どもたちは、子どもだからこそ、理解できない恐怖に包まれることになり、眠りが浅くなり、食欲が失せるという深刻な弊害を経験したそうです。


2011年3月の東日本大震災の時にも、小児科では、津波や地震の映像が原因とみられるストレスによる体調不調のため、診察に訪れる子どもが増えたそうです。

お子さんの発達や体験値にもよると思いますが、10歳以下の子どもの圧倒的な恐怖を、大人が説明して理解させて和らげるのはとても難しいことだと思います。


そして、天災は、いつ起こるか予想が難しく、まだまだ防ぎようがない部分が多いので、余計に無意味な恐怖を植えつけてしまう可能性も考えられます。


このような時だからこそ、大人が意識して、子どもの前では心穏やかに過ごすことで、恐怖から子どもを守ることができるように感じます。


また、テレビの視聴を避けることで、余震のように押し寄せる情報という恐怖から子どもを守ることができるように感じています。


そして、このような報道を長時間見ることは、大人にもプラスではない影響が考えられます。


そして、大人も、地震のニュースを長時間目にすることで、怒りっぽくなったり涙もろくなったり罪悪感を感じたりなどの、感情の起伏が激しくなるそうです。


私達が最初に守るべきなのは、家族の心と体です。


家族には、あなた自身も含まれています。


そして、あなた自身の心が安定することで、お子さんや家族の心も安定するのではないでしょうか?


未来に羽ばたく人材を育てるために、震災の報道を、どのようにご覧になるか、考えて行動をしてみませんか。


内容を不謹慎に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちの心のケアを考え、考え抜いた結果、お伝えすることにいたしました。


熊本への支援については、色々な方法があるようです。


私は、緊急の支援物資の方法として、絵本作家ののぶみさんのお知り合いへAmazonから飲料水を送りました。


もし、何か支援をしたいと考えていらっしゃる方は、下記をご覧ください。

↓【世界一簡単な支援の方法】↓
https://www.facebook.com/nobumi.ehonnsaxtuka/posts/962469833870018?fref=nf&pnref=story


被災地に食糧や薬品や生活必需品などの物資がスムーズに届くことを、心から願っています。


被災地では、食べ物や薬品やその他の物資が少ない中、協力しながらがんばっていらっしゃる方がたくさんいます。


一人でも多くの命が助かり、1日も早く余震がおさまり、ライフラインが復活して、みんなが心穏やかに生活できることを、心から願っています。




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