中森明菜の近況や思い明かす 待ちわびる7・13ファンとの時間、今後の活動、紅白復帰の可能性は

 

 歌手中森明菜(58)が7月13日に都内で開催するファンクラブイベントまで2カ月を切った。個人事務所「HZ VILLAGE」が15日までに取材に応じ、中森の最近の様子や思いなどを明かした。

  7月13日は59歳の誕生日。メモリアルな1日をファンと一緒に楽しみたいと思っている中森は現在、「イベントに向けて体調と体力を整えている状況」だという。体調不良を理由に無期限の音楽活動休止を発表したのが2010年。22年8月に現在の事務所設立を発表し、同年末には新ファンクラブを開設した。再始動を10年以上も待った熱心なファンが多いだけに「活発な活動を行えなかった期間も変わらずファンでいてくださった皆さまと、(7月13日は)つつましく過ごさせていただければと思っております」と、ファンと久々の“水入らず”の時間を待ちわびている。 

 中森は85年に「ミ・アモーレ」、86年に「DESIRE」で日本レコード大賞を2年連続で受賞。90年代に入ると、テレビドラマで女優としての活動を活発化させた。今後の活動について、女優業は「現時点での予定はない」。歌手や声優としては「体調を第一優先にしながら声を生かしたお仕事をさせていただければと思っている」とした。

  歌手にとって年末の大舞台である紅白歌合戦への復帰を期待する声も根強いが、現段階では「打診はいただいておりません」と明かした。