山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談

 

 山口百恵さん(65才)が、三浦友和(72才)との婚約会見を開いたのは、1980年3月のことだった。前年の10月に堂々の恋人宣言をし、結婚は予想できた。しかし、百恵さんの「芸能界引退」は衝撃的だった。 

 三浦は会見で「恋人宣言する前から、ぼくたちを温かく見守ってくださった人たちのお陰」と明かした。その中に、ある神社の宮司が含まれていることはほとんど知られていない。

  

閑静な住宅街に「八津御嶽神社」はある。コロナ禍以降、一般の人が入りづらく感じてしまうようで、参拝客がガクンと減ってしまった。そのため、移転を見越して昨年7月から物件を売りに出しています。

  

その“御利益”を求めて、宮司の元には有名芸能人も通ったという。 

「もともと私が音楽をやっていたつながりからアン・ルイスさん(67才)との縁ができ、百恵さんを紹介されました。40年以上前のことです。お祓いにきたのが最初でした」(山本宮司・以下同) 

 百恵さんが宮司の元を訪ねたのは決まって深夜だったという。多忙に加え、まわりの目を気にしたからだろうと、宮司はこう続ける。

 「あるとき、“おつきあいしている男性と、結婚してもよいでしょうか。結婚するならいつがいいでしょうか?”と相談されたんです。相手が三浦さんだとは知りませんでしたが、“幸せな結婚になる。時期は2年後”という神様からの言葉を伝えました。その言葉通り、百恵さんは2年後に結婚しました」

 あのビッググループも宮司を頼ったという。

 「百恵さんと同様、アン・ルイスさんのつてを頼ってやってきたキャンディーズの3人からも、解散発表の前に相談を受けたことがあります。神様からは、解散にいちばんいい日時を教えていただきました。百恵さんの話も、キャンディーズの話も、もう時効だからしてもいいでしょう」 

 いまをときめく有名人たちも訪れるという神社が、この場所を去ってしまうのは寂しい限りだ。