エンジンのクランクとカムを繋ぐ重要な働きをする、タイミングベルト&タイミングチェーン
ここ10年くらいでエンジンは輸入車・国産車ともタイミングチェーン式が
主流になってきています。
その前はタイミングベルトエンジンが多く、またその昔はタイミングチェーンだったり・・。
これには技術の進歩や社会情勢などの影響があるのです。
タイミングベルトだと消耗パーツなので定期的に交換する必要がありますが
タイミングチェーンだとかなり距離を走行しない限り交換する必要はありません。
交換が必要なエンジンもありますが・・(^▽^;)
なので昔はチェーン式が多かったのですが、異音トラブルが多かったのです。
そこで普及したのが静かなタイミングベルト。
自転車も同じくチェーン以外にベルト駆動もありますが、チェーンに比べて静かですよね♪
タイミングベルトはこんな感じです。
しかし1990年前半に経済状況が悪化してくると、今まで5万キロくらいで乗り替えていた車が
余裕で10万キロ以上走行する車が増えてくるわけです。
そうなるとタイミングベルトを交換しなくてはいけなくなるのですが、乗り替える余裕がないから
乗っているのに、高額のタイミングベルト交換代がかかるという状況に・・・
そこで技術の進歩もあり、再びタイミングチェーンのエンジンが登場ですo(^-^)o
サイレントチェーンというもので異音対策されているのです!
そんな日本や世界の情勢が反映されるのが自動車の面白い事トコロでもあります
エンジンオイルで潤滑しながら回っているタイミングチェーンと、エンジンオイルが付着しては
いけないタイミングベルト。
これが常識・・・・だったはずなのに
プジョー208に搭載されている、1200ccの3気筒エンジンは
なんとタイミングベルトが、、、、
エンジンオイルで潤滑されています
エンジンオイルの注入口から見えるのはなんとタイミングベルト。
でもベルトといっても今までのゴムベルトとは全く違います(^-^)/
新たな駆動方式の主流になるのかな???
自動車は最先端技術の集約!
だから面白い
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