近頃の自動車はオートマが当たり前ですよね。
数多く走っているのは軽トラックくらい?σ(^_^;)
でもやっぱりマニュアルミッション車に乗りたい!!という方はたくさんいらっしゃいます
輸入車はマニュアルミッション設定がまだまだ多いので
そんな方々にも人気があるのだと思います。
マニュアルミッション車のクラッチパーツは消耗部品でもあるので
ある程度の走行距離になると交換作業が必要となってきます。
こちらのプジョー406クーペもクラッチの消耗のため交換作業です(^人^)
左ハンドルのマニュアル車なのですが、運転に慣れるとすごく楽しい一台♪
ボディデザインも素敵すぎますし、V6エンジンパワーで力強く走ってくれます!
406のクラッチは他とは変わった構造の『プル式クラッチ』です。
通常はクラッチカバーを押してクラッチをきるのですが、こちらはカバーを引く構造。
これはハイパワーな車種に採用されることが多く、エンジンの強い動力を伝えるために
強化されたクラッチでも、ペダル踏力を軽くできるメリットがあるのです。
国産車ですと、GT-Rやロードスター、インプレッサ・ランエボなどに採用されていますね。
デメリットは整備性が良くないこと・・・(^_^;)
たしかに苦労しましたが、プル式のポイントさえしっかり出来れば問題なしです!
10万km以上走行されているお車ですが初めてのクラッチ交換のようです。
もちろん消耗はしていますが、ディスク摩耗状況・ダンパースプリング、カバーの状態も非常に良く
すごく良い乗り方をされているのがわかりました(^O^)/
交換するパーツの状態でどんな乗り方をされているのかもわかるんですよ。
そしてこちらのプジョー206は、クラッチペダルを踏むとギャー!と大きな異音がする
症状と音を聞いただけでアレの不良だとすぐにわかりました
これです、クラッチレリーズベアリング。
完全に破損しています・・・
あやうく走行不能になるところです・・・。アブナイアブナイ
レリーズベアリングとクラッチディスク&カバーに加え、レリーズフォークや
ピポッド・ガイドブッシュも交換。
予防もかねてこのミッションを脱着するタイミングで、シフトリンクロッドやデフサイドシールも
交換しておきます。
作業後はすごく快適に走行出来るようになりましたーv(^-^)v
自動車は移動手段でもありますが、ただの移動手段では物足りなくないですか??
マニュアルミッション車を運転すると、この車を操っているぞ~っていう快感があります
坂道発進で挫折したアナタも、家庭の事情でオートマしか乗っていないアナタも
マニュアルミッションに乗って新たな世界を開いてみては!?
昔乗っていたハイエースのマニュアル車で、激しいカーブが連続する名阪国道を
ガチャガチャとシフト操作しながら豪快に下っていくウチの奥さん・・・素敵すぎ
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