山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-シン首相との会談に臨む山口なつお
山口なつおは、5月28日、来日中のインドのマンモハン・シン首相と都内のホテルで会談し、日印関係の強化に向けて意見交換しました。

会談の冒頭、山口なつおは「自公連立与党として日印関係の拡大と発展に協力していきたい」と述べ、2010年10月以来、約3年ぶりに再会したシン首相の来日を歓迎しました。

シン首相は「公明党とは長年にわたり深い友情を結んでいる」と強調。日印両国の間で結ばれている戦略的グローバル・パートナーシップ協定の下で、インドの閣僚の訪日が相次いでいることに言及し、「両国の戦略的・経済的な関係を幅広く強化していきたい」と語りました。

またシン首相は、安倍政権の経済政策について「ポジティブな成果をもたらしている」と評価し、日本の経済成長に期待を表明。「日本の良好な経済はアジアのみならず、国際的にも好ましい影響を及ぼすことは間違いない」と指摘しました。

山口なつおは「公明党は経済再生と被災地の復興加速化に最優先で取り組む」と述べ、参院選に勝利して安定した政権基盤をつくり、政策実行を果断に行っていくと決意を語りました。

一方、シン首相は日本がインドに対する政府開発援助(ODA)の最大供与国となっていることにあらためて謝意を表明。インド・デリーにおける日印共同の地下鉄事業が成功した事例を紹介し、「日印関係は、アジア地域に平和と安定をもたらす上で重要。インドへの投資に一層関心を持ってもらえれば、そこには大きなチャンスがある」と語り、インドにおける産業回廊(集積地域)や貨物専用鉄道の建設、エネルギー政策などに対する日本の技術協力に期待を寄せました。