山口なつおは、5月3日、東京有楽町で街頭演説し、「基本的人権を守り、その価値を実現していくのが憲法の最大の意義だ」と力説。
日本国憲法の骨格である 「恒久平和主義」「基本的人権の尊重」「国民主権主義」について、「基本的人権を永久に守っていくために、重要な柱として軽々しく変えてはならない」と訴えました。
その上で、憲法改正の手続きを定めた96条の改正論議に言及。衆参各院の3分の2以上の賛成とされる発議要件の緩和を先行実施すべきだとする考え方に対 し、「議論が成熟しない中で、96条だけを変えようというのは国民になじまない。なぜ変えるのか、どこを変えるのかを含めて一体で考えなければ国民は判断 に迷う」と述べ、96条の先行改正に慎重な姿勢を示しました。
一方、公明党の主張する「加憲」については「現実的で妥当な憲法改正に向けたアプローチだ。今の憲法に(環境権やプライバシー権などの)新しい理念や価値を加えていく、いわばプラスの憲法改正論だ」と強調しました。
また、9条については戦争放棄、戦力不保持を定めた1、2項を堅持した上で「自衛隊の存在や国際貢献などの役割を憲法上に位置付けるべきか否かも、加憲の 議論の対象としてもいい」との認識を表明。集団的自衛権の行使を禁じる政府の憲法解釈については「今も妥当だ」と述べました。
日本国憲法の骨格である 「恒久平和主義」「基本的人権の尊重」「国民主権主義」について、「基本的人権を永久に守っていくために、重要な柱として軽々しく変えてはならない」と訴えました。
その上で、憲法改正の手続きを定めた96条の改正論議に言及。衆参各院の3分の2以上の賛成とされる発議要件の緩和を先行実施すべきだとする考え方に対 し、「議論が成熟しない中で、96条だけを変えようというのは国民になじまない。なぜ変えるのか、どこを変えるのかを含めて一体で考えなければ国民は判断 に迷う」と述べ、96条の先行改正に慎重な姿勢を示しました。
一方、公明党の主張する「加憲」については「現実的で妥当な憲法改正に向けたアプローチだ。今の憲法に(環境権やプライバシー権などの)新しい理念や価値を加えていく、いわばプラスの憲法改正論だ」と強調しました。
また、9条については戦争放棄、戦力不保持を定めた1、2項を堅持した上で「自衛隊の存在や国際貢献などの役割を憲法上に位置付けるべきか否かも、加憲の 議論の対象としてもいい」との認識を表明。集団的自衛権の行使を禁じる政府の憲法解釈については「今も妥当だ」と述べました。