山口なつおは、3月10日、宮城県気仙沼市を訪れ、峯浦康宏副市長や水産業関係者から復興への要望を受けるとともに、仮設住宅で被災者と懇談した。
山口なつおは、魚市場屋上から港周辺の状況を確認した上で、峯浦副市長らから、来年度末で期限を迎える「地域支え合い体制づくり事業」の継続などに関する要望を受けた。
その後一行は、佐藤亮輔・気仙沼水産業復興対策本部長らと意見交換。佐藤本部長は「復興事業のスピードアップを」と強調し、放射性物質の風評被害対策、消費税増税や電気料金値上げの据え置きなどを求めた。
さらに、市内の仮設住宅集会所で一行は、小野寺浩自治会長らと懇談。小野寺会長らは「一日も早く自分の家に入りたい。先の図案が見えれば希望になる」と早期の生活再建を訴えた。
懇談後、山口なつおは「現場の生の声を聞く中で、復興の遅れを痛感した。多種多様な課題を一つ一つ解決するため、あらゆる手だてや党のネットワークを駆使する」と述べた。