山口なつおは、12月19日、東京・新宿区の党本部で、衆院選と同じ16日投開票の東京都知事選で公明党などが支持し、過去最多の434万票で初当選を果た
した猪瀬直樹知事の表敬を受け、懇談した。これには党都本部の高木陽介代表、都議会公明党の中島義雄幹事長が同席した。席上、猪瀬知事は公明党の支援に対して謝意を表明。国政での自民、公明両党の連立政権復帰に期待感を示し、「東京都政の課題はいくつもあるが、直接、国と話し合って改革を進めていきたい」と述べた。
また、公約に掲げた東京メトロと都営地下鉄の一元化や2020年の東京五輪招致をはじめ、行政改革、少子高齢化対策、雇用対策に取り組む決意を示した上で 「自公の安定政権になればスムーズに話を進められる」と主張。山口なつおが「東京の先進的な施策をバックアップしたい」と述べたのに対し、猪瀬知事は「公 明党はネットワークを持ち、住民のニーズを吸い上げ必要な政策を気付かせていただける」と述べた。
さらに、山口なつおは、「今後もぜひ力を合わせていきたい」と述べ、猪瀬氏の知事就任を祝福。11日に都内の隅田川に架かる吾妻橋の長寿命化工事を視察し たことに触れ、首都高速道路を含む社会資本の老朽化対策を推進する必要性を訴えたほか、新政権発足に際して東日本大震災の被災地復興を加速させる方針を示 し、「市区町村を含め、職員のマンパワーのお手伝いをお願いしたい」と述べた。