山口なつおは、11月27日、名古屋市で記者団の質問に答え、大要次のような見解を述べた。

一、(嘉田由紀子・滋賀県知事が「脱原発」を旗印に結成を表明した新党に「国民の生活が第一」などが合流しようとする動きについて)同時並行でいろいろな 政策課題に対応しなければならないのが政治の務めだ。原発に対する政策だけで一緒になろうとしても、他の問題で(政策の)一致がなければ、たちまち瓦解す るというのが民主党連立政権の経験だった。その点も率直に指摘したい。

一、(民主党が発表した衆院選マニフェストで最低保障年金の創設や年金一元化などを掲げていることについて)社会保障と税の一体改革の(議論の)中で、民 主党が試案を出したが、実現可能性がないと判断されたものではないか。名目的にそれらを掲げて実現を図ろうというのは、国民をだますものと言わざるを得な い。公明党はそういう考え方は承認できない。