山口なつおは、11月27日、名古屋市で街頭演説し、「民主党政権の失政で、経済も外交もダメになった。これを立ち直らせるため、公明党は『日本再建』をめ
ざして全力で頑張っていく」と強調。大口善徳国会対策委員長代理、伊藤渉青年局長、岡明彦市民活動局次長(いずれも衆院選予定候補=比例東海ブロック)と
共に、同ブロックでの公明3議席獲得へ強力な支援を呼び掛けた。
この中で山口なつおは、民主党政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で迷走したことで日米関係が悪化し、その影響から領土をめぐって中国、韓
国、ロシアとの外交関係が崩れたと指摘。「これを立て直すには力で対抗するのではなく、対話で平和的な解決をめざし、粘り強く関係改善を図らなければなら
ない」と強調した上で、「公明党は隣の国々と長い、深い関係がある。ぜひとも外交関係の立て直しを公明党にやらせてもらいたい」と訴えた。
また、民主党が自民党との2党だけで党首討論の開催を求めていることを批判。民主党が安全保障関連政策で討論を仕掛けようとしていることに触れ、「国民の
関心は日本の経済や今後の生活をどうするかであり、外れている」と指摘するとともに、「(安保政策で)民主党内の見解は同じなのか。党首討論の前に党内討
論をやったらどうか」と述べた。
大口氏は、衆院選後に10兆円規模の補正予算を編成する必要性を強調。「庶民や中小企業のために、引き続き仕事をさせてもらいたい」と訴えた。伊藤氏は
「現場に根を張って、国民の幸福のために一番仕事をしているのは公明党だ」と力説。岡氏は「命を守る政治、防災・減災を真剣に訴えているのは公明党だ」と
強調した。