山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-時局講演会 山口なつおは、4月8日、高知市と高知県南国市でそれぞれ開かれた公明党高知県本部主催の時局講演会に出席し、国会での合意形成に奮闘する公明党の取り組 みを訴え、「ねじれ国会で公明党が政策決定における意思表示をしなければ、日本の政治が進まない状況をしっかりと踏まえ、国民が望む政策を推進していく」 と強調した。これには石田祝稔衆院議員も出席した。

高知市内の時局講演会では、同県本部が公明新聞創刊50周年にあたり、全国を牽引する講読拡大の成果を挙げたことに対して謝意を表明。本年9月13日には 「大衆とともに」の立党精神の宣言から50周年を迎えることに言及し、「国民、住民の声を基にするのが民主主義の基本。『大衆とともに』はまさに民主主義 の基本を表すものであり、これを生真面目に実践していくのが公明党だ」と力説した。

また、国が本年3月31日に公表した「南海トラフ」の巨大地震による津波想定で、黒潮町が全国で最も高い34.4メートルとされるなど、高知県内各地に大 きな津波の来襲が想定されたことに触れ、「冷静に考え、日本、高知であらゆる知恵を出し合い、高知にあった対策を進めていかなくてはならない」と述べ、党 として防災対策への取り組みを強化する考えを示した。

一方、政権交代から2年半に及ぶ民主党政権に対しては、その失政を批判。社会保障と税の一体改革についても、提出法案には民主党の主張する年金抜本改革が 先送りされたことなどから、「社会保障の姿が見えず、消費税増税ばかりで一体改革になっていない。社会保障置き去りの増税先行」と厳しく批判した。

その上で、野田佳彦首相が消費税増税法案の成立に「政治生命をかける」と述べていることを踏まえ、「(今国会で増税法案が)否決されても、先送りされて も、首相に政治生命をかけた代償は決断してもらわざるを得ない状況になる。首相がどういう政治決断をしても対応できるよう、しっかり準備をしていく」と述 べた。