![山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-記者会見](https://stat.ameba.jp/user_images/20120406/14/yamaguchi-natsuo/4c/7b/j/t02200165_0700052511899435307.jpg?caw=800)
山口なつおは、4月3日午前、国会内で記者会見し、先月30日に政府が提出した消費増税法案について「社会保障置き去りの増税先行法案になっており、そのまま推し進めようとするならば、到底賛成できない」との考えを示した。
与党からいつどのような形で増税法案の審議入りをするか提案がないことに対しては、「まず政府・与党がどういう審議を望むかを早く明らかにすべきだ。他の重要法案との優先度もあるだろうから、その方針を早く明確にすることを求めたい」と強調。
さらに、野田佳彦首相が増税法案に政治生命を懸け今国会での成立をめざす考えを示していることを踏まえ、「なるべく早く審議することが首相の意思だろうと思うので、(政府・与党は)それに沿った提案をすべきだ」と指摘した。
与党内の対立から消費増税法案の採決が先送りされたり、否決されたりした場合には、「首相は自らの強い意思が否定されたという上での対応、国民にそれでいいのかと信を問う場面が訪れる可能性があると考えざるを得ない」と述べた。
一方、田中直紀防衛相の資質問題に関して「これまでの対応、委員会での言動などを見ると問責決議に相当するような、職責を全うしていく力に欠けるという認
識は持っている」とした上で、問責決議案については「いつどういう形で問うかは、さまざまな判断、広い判断が必要になる。今出すタイミングなのかどうかは
慎重に検討したい」と述べた。