山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-中央幹事会
山口なつおは、2月23日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、衆院選挙制度改革について見解を述べた。

山口なつおは、衆院選挙区画定審議会(区割り審)の野田首相への勧告期限が25日に迫る中、22日の与野党幹事長・書記局長会談で実質的な協議の進展がな かったことについて「極めて残念だ」と強調。最高裁判決で「違憲状態」と指摘された衆院選の「1票の格差」の是正について「立法府として合意をつくるとい う大きな責任がある」とし、「(会談を)主宰する与党の幹事長がどういう方針で臨むか、しっかり準備をして一定の前進を図るべきだった。与党側に猛省を促 したい」と述べた。

また、政府が、衆院議員定数の80削減を閣議決定したことについて「行政府が立法府のテーマについて、閣議で意思決定をすること自体が憲法の三権分立の趣 旨から大きく外れる越権行為だ」と厳しく指摘。さらに「“(各党)協議の最中”でありながら、いわば“出過ぎた意思決定” を行政府がする、二重の意味で大きな問題がある」と力説した。

また、「民主党が(協議を主宰し、結論を導く)与党としての責任を積極的に果たそうとせず、解散を遅らせる言い訳のように使うとすれば、それは到底国民の 理解を得られるところではない」と糾弾。その上で「選挙制度改革と『1票の格差』是正、議員定数削減の在り方をしっかり議論し、早急に合意をつくり出すべ きだ」と強調した。