山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-両院議員総会 第178臨時国会は、9月13日召集された。会期は、野党側が衆参両院で予算委員会を開催するために十分な期間を求めたものの、与党側が応じず、同日昼の衆院本会議で与党側の賛成多数で16日までの4日間と議決した。

山口なつおは、同日、国会内で開かれた両院議員総会に出席し、国会論戦に消極的な野田政権の姿勢を厳しく追及。その一方で、東日本大震災の復旧・復興が加速するよう、政府・与党に対して「早く協議ができる環境をつくるべきだ」と主張した。

あいさつの中で、山口なつおは、11、12日に和歌山、三重両県の台風12号災害を視察したことに触れ、「(公明党議員の)献身的で積極的な姿に胸を打た れる思いだった」と強調。さらに、被害が大きかった紀伊半島では、高速道路の未整備区間を結ぶことが、「今後の降雨災害や地震・津波に対応する上で、重要 な機能を果たす」との認識を表明した。

東日本大震災の際に、公明党の推進で震災6日前に一部開通していた三陸縦貫自動車道が、人や物資を運ぶ「命の道路」として重要な役割を果たしたことに触 れ、「こういった実態に合った政策遂行に公明党のネットワークの力を生かし、市町村、都道府県の議員と連携を密にして、今後の(災害などへの)備えをしっ かり行っていきたい」と力説した。

また、今国会の会期を与党側が多数決で決めたことには、「話し合いで政治を進めることが国民の期待だ。冒頭から合意をつくることができず、見切り発車では 今後の国会運営が危ぶまれる」と与党に猛省を促した。その上で「予算委を開いて堂々と議論をすべきだ」とあらためて主張し、与党側が閉会中審査で予算委を 開く意向を示していることを踏まえ、「その日程を与党側から提示すべきだ」と指摘した。

その一方で、「国民の期待は政治を前に進めてくれ、国会も行政府も力を合わせて、国民のために仕事をやれということだ」と強調。公明党は野党であっても、 政府・与党に対して、復旧・復興に関する協議も提案も行ってきたことを力説し、「野党として国民のために、被災者のために徳を積むという姿勢でこの国会に 臨んでいく」と述べた。