山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-ぶら下がり 山口なつおは、9月2日午後、国会内で記者団の質問に答え、発表された野田内閣の閣僚人事などについて大要次のような見解を述べた。

一、挙党態勢に腐心し、震災復興について継続性を重視した人事だ。それが国民に挙党一致、仕事ができそうと映るかどうかは、やや心配な面もある。政治経験やキャリアなどからして、(力量が)未知数の部分を持つ閣僚もいる。

一、野田首相や輿石東幹事長が「3党合意を守り、誠実に実行する。信頼してもらいたい」と言うのだから、その通りに実行できるかどうか、内外の重要な懸案に、しっかり応えて仕事ができるかどうかは見極めたい。

一、(民主党政権で3人目の首相となるが解散・総選挙について)マニフェストを見直すと宣言し、政策的な正統性が失われており、いずれ信を問わざるを得な いが、今は被災地の復旧・復興が優先課題だ。第3次補正予算をつくるだけでなく、執行過程も見極める必要もある。そういうことも考慮しながら、信を問うべ き時期を考える必要がある。今直ちに解散する、3次補正をつくったらすぐに解散すると、決め打ちする内容ではない。