一、第17回統一地方選挙において、わが党は前半戦の大勝利に続き、後半戦では全員当選の完全勝利を 果たすことができました。わが党公認候補と、わが党が推薦・支持した候補に力強いご支援をお寄せ下さった国民・有権者の皆さま、とりわけ厳しい選挙情勢の 中で昼夜を分かたず血のにじむような献身的なご支援をお寄せ下さった全国の党員、支持者の皆さま、創価学会員の皆さまに心より感謝と御礼を申し上げます。


一、 後半戦では、わが党が擁立した一般市議選915人、東京特別区議選169人、町村議選179人(推薦1人を含む)、合計1263人の候補者全員が激戦を勝 ち抜くことができました。なかでも一般市議選において、引き続き第1党の座を堅持しました。前半戦の道府県議選172人(推薦1人含む)、政令市議選 157人の当選者を加えると、統一地方選全体を通して、擁立した1594人のうち1592人が当選(当選率は99.9%)、ほぼ完勝といえる大勝利の結果 を与えていただき、本当にありがとうございました。

一、今回の統一地方選挙では、未曽有の大震災の中で、地方政治のかじ取りを誰に、どの 党に託すかが問われました。わが党の大勝利は、住民のそばに寄り添い、声を聞き、必要な政策を確実に迅速に実現していく、地方議員と国会議員の「チーム 力」「ネットワーク力」に有権者の皆さまの厚い信頼が寄せられた結果であると確信いたします。一方、政権交代後初の統一選として帰趨が注目された与党・民 主党は、前半戦に続いて後半戦でも敗北しました。菅政権の内政・外交にわたる度重なる失政、また東日本大震災での緩慢な対応、迷走、不手際に対する国民の 怒りといらだちを示すものであり、有権者は菅政権に対して、あらためて「ノー」の審判を下したといえます。

一、わが党は、選挙戦を通し、 被災地の復旧・復興と併せて、国民の命を守り、暮らしを支え合う「安全・安心の日本」「支えあう日本」の実現を訴えてまいりました。公明党に寄せられた有 権者の皆さまのご期待にお応えするため、本日より全議員が火の玉となって、お約束した政策の実現に全力で取り組んでまいります。公明党に対する国民の皆さ まの一層のご支援を心からお願い申し上げます。

2011年4月25日 

公明党