![山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-会見](https://stat.ameba.jp/user_images/20110224/10/yamaguchi-natsuo/8c/d9/j/t02200165_0250018711071166000.jpg?caw=800)
さらに、同党の小沢一郎元代表らの「政治とカネ」の問題に関して複数の検察審査会が、政治家本人が知らなかったからという言い逃れを許すべきでないという 見解を示していることに触れ、「この点で再発防止策をつくるのが国会の課題」として、「いち早く当事者の国会での説明責任を果たさせ、再発防止策の議論を 深めることが重要だ」と力説。
21日の衆院予算委員会での首相答弁などを踏まえ、「言い逃れの余地を残そうとか、責任逃れの道を作ろうという意図が、民主党の中の議論にありありと見られることは極めて残念」と批判した。
また、民主党内で首相の退陣と引き換えに、2011年度予算関連法案成立への協力を野党側に求める意見が出ていることに関し、「首相の退陣を賛成に回る条 件とする考え方は持っていない」との認識を表明。その上で、破綻が明白になった民主党マニフェストに基づく予算案には「賛成できない」と改めて述べ、「そ れを歳入面で裏付ける関連法案にも賛成することはできない。“首相のクビ”とは直接の関係性はない」との考えを示した。
予算関連法案への対応で民主党内に統一地方選の後、公明党の軟化を期待する声が上がっているとの一部報道に関しては、「政権側がどう責任を具体的に果たすかを見極める。統一地方選が終わったからということで態度を変えるわけではない」と述べた。
国民新党の亀井静香代表が野党からも人材を登用した内閣改造を主張したことには、「無節操だと言わざるを得ない」と批判した。