山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-会見 山口なつおは、11月30日午前、国会内で記者会見し、12月3日の臨時国会会期末が迫ってきたことを踏まえ、「政治とカネ」の問題で民主党の小沢一郎元代表の説明責任が今国会で果たされるよう、同党の責任ある対応を改めて求めた。

山口なつおは、民主党の岡田克也幹事長が今国会中に自らの責任で小沢氏の国会招致実現に努力すると野党側に約束したことに触れ、「会期が残り少ない中で、もう一段の幹事長としての責任を果たす努力の姿を示すべきだ」と強調した。

また、残る会期の中で、国会議員歳費を「月割り」から「日割り」支給に改める歳費法改正案の成立に意欲を示すとともに、障がい福祉サービスの利用者負担に ついて、現行の原則1割から支払い能力に応じた負担に変更する障害者自立支援法改正案について「政党間合意ができており、障がい者団体も望む声が強い」と して、今国会で成立させるべきとの考えを示した。

一方、日本政府が保管する朝鮮半島由来の「朝鮮王朝儀軌」などの図書を韓国に引き渡す「日韓図書協定」について、山口なつおは国会での早期承認の重要性を力説。

同協定の早期承認が韓国側から強く期待されていることを踏まえ、「朝鮮半島情勢が緊迫する状況の中、日韓の連携を図ることが重要であり、日韓連携という外 交・安全保障面でも役に立つ協定だ」との認識を示し、「多数決で通すよりも、各党の理解を得た上で全会一致で承認され、気持ちよく図書を引き渡すことがで きるよう、政治的環境を整えることが中長期的に見ても重要だ」と強調した。