山口なつお オフィシャルブログ「レポートブログアメーバ版」Powered by Ameba-パレスチナ 山口なつおは、11月24日、都内でパレスチナ自治政府のサラーム・ファイヤード首相と和やかに会談した。遠藤乙彦国際委員長、遠山清彦国際局長、石川博崇国際局次長が同席した。
席上、ファイヤード首相は、中東和平問題に関する同国の立場を表明。

イスラエルと隣り合う形でパレスチナ独立国家を建設し、両国の発展をめざす「2国家共存構想」への理解を求めるとともに、占領地への移住を進めるイスラエルの入植活動について、「国際法に違反している。2国家共存という構想の実現が中止になってしまう」と主張した。

山口なつおは、パレスチナとイスラエルとの直接和平交渉が中断していることに憂慮を示し、パレスチナの立場に理解を示した。また、ファイヤード首相は、日 本との経済協力の推進に意欲を示し、同国経済の重要な柱の一つである農業分野での交流や、空港の建設、企業の進出に対する政府の支援を呼び掛けた。

これに対し、山口なつおは、「投資のインフラ(基盤)を整備することは非常に重要」と強調した上で、少量の水で農産物をつくるフィルム農法などを例示し、「具体的な技術の提供を含めて支援していきたい」と応じた。