山口なつおは11月22日午前、ソウル市内の国会内で記者団の質問に答え、柳田稔法相が国会軽視発言で辞任したことについて、大要、次のような見解を述べた。

一、大きな責任を感じるべきと主張してきたので、(辞任は)当然のことであり、遅きに失したぐらいだ。与党が予算をはじめとする審議の環境を整えるために、こうした対応をしたことは当然のことだと思う。

一、(法相を兼任する仙谷官房長官と馬淵国土交通相に対して検討されている問責決議案への対応について)今日も参院予算委員会が開かれ、その後もそういう機会があると思う。そうした任にふさわしいか、耐え得るかどうか、さらに一歩議論を深めた上で判断していきたい。

一、(2010年度補正予算案の審議について)予算の地方における意味を考えれば、予算を人質に取って審議を遅らせることは基本的に考えていないが、与党にも審議の環境をしっかり整えていくことを期待したい。