【第8回】やまぐちGIS講座 ~山口県内の教員・学生向け~

  ※GIS:Geographic Information System = 地理情報システム

 

1) 日時:2018/2/11(日)14:00~16:00

2) 場所:山口県セミナーパーク 一般研修棟220室

3) 参加者:

 主催)山口大学教育学部講師 楮原京子(かごはら きょうこ)先生

 受講)県内高校教諭 3名

 サポータ)一般社団法人やまぐちGISひろば事務局 小川大貴(記)

4) 概要:「ArcGIS Onlineの活用」

  

【やまぐちGIS講座 全体スケジュール】

http://yamaguchi-gis-hiroba.org/news/20170612_Seminar.pdf

 

【受講風景】 

 

【実施内容】 ArcGIS Onlineの活用

http://www.arcgis.com/home/

 

1)ArcGIS Onlineにマップを表示(今回は国土地理院の標準地図を使用)

 

2)各SHPファイルの読み込み/重ね合わせ(今回は全国市町村界を表示)

第3回で作成した県別の階級区分図(https://ameblo.jp/yamaguchi-gis-hiroba/entry-12305469102.html)と同様のものを瞬時に作成することができました。

あわせて描画スタイルを変更することで、第4回「ベクトルデータの解析」(https://ameblo.jp/yamaguchi-gis-hiroba/entry-12316540562.html)で使用した距離円(バッファ)を表示することも可能です。

 

3)ArcGIS Onlineのテンプレートの活用(今回は「StoryMapTour」を使用)

 

※無料アカウントでは画像・動画を登録する際に、別のアプリケーションにデータを保存する必要があるため、今回は「Frickr」を使用。

 

【所感】

 前回まで使用していたQGISに比べて、参加者の方々は比較的容易にデータの解析をされていました。直感的に操作できるインターフェースに加えて、複数のウィンドウを開かなくてよいブラウザ操作が、使用者への負担を和らげているように感じました。

 またStoryMapTourのギャラリーに公開されているマップを見ることで、それまで漠然と「便利かもしれない」と思っていたGISが、実際に世界でどう使われているのか、どのような分野へ活用方法があるのかといった、理解への手助けとなります。あわせてStoryMapTourはスタンドアローンのアプリケーションとは違い、必要な時にどこでも編集ができるため、先生方にとってより扱いやすいサービスになると考えます。

 やまぐちGISひろばでは、参加者のニーズに合わせて、時には扱いやすく、時には活用の幅を広げながら、その時々に応じた最適なGISコンテンツを選択し、サポートしていく所存です。

 

 楮原先生、お集まりくださった高校の先生方、お疲様でした。

 
【参考】

 <山口学プロジェクト>

 (http://www.yamaguchi-u.ac.jp/yamaguchigaku/project.html#project2016_04

 

 <やまぐちGISひろば> 

 (http://yamaguchi-gis-hiroba.org/index.html

 

以上です。