明治維新150年 やまぐち維新マップづくり ~エディタソン~

  ~アーバンデータチャレンジ2018 in やまぐち~

チラシはこちら

 

1) 日時:2018/ 2/17(土)13:00~17:00

2) 場所:クリエイティブスペース・赤レンガホールⅠ(山口市)

3) 主催:山口市

4) 協力:アーバンデータチャレンジ実行委員会、朝日航洋株式会社

     (一社)やまぐちGISひろば(事務局:弘中淳一)

5) 参加:一般参加13名

6) 内容(次第):

 ①開会:主催挨拶(山口市情報管理課 杉山課長)

 ②講演:東 修作氏(アーバンデータチャレンジ実行委員会)

 ③イベント内容説明(アーバンデータチャレンジ事務局)

 ④エディタソン:明治維新150年 やまぐち維新マップ作り

 ⑤成果発表

 ⑥総評:杉山課長

 

<会場風景>

 

 

<エディタソン風景>

 

 

<成果発表>

A班:奇兵隊                       B班:大村益次郎、井上馨

 

 

C班:大内氏~(毛利)~明治維新&マップ

 

 

<感想>

「明治維新150年マップを電子地図で作ろう!」という催しが山口市主催で開催され、この度、参加しました。

テーマはそれぞれの班で任意にとのことで、私の属するC班は”大内氏”にフォーカスして制作しました。

 

「大内氏と明治維新は何のつながりがあるの?」と思われるかもしれません。調べると、大内氏が隆盛したのは鎌倉時代後半から室町時代でしたが、室町時代後半に大内氏は毛利氏に滅ぼされます。その後、毛利氏が拠点を広島へ移したため山口を離れることになりますが、関ケ原の戦いを経て再び山口に戻ってきました(正確には強制送還の様相です)。その後、幕末には毛利敬親(たかちか)が藩庁を萩城から山口城へ移し、高杉晋作や桂小五郎など多くの藩士たちを担ぎ上げ、明治維新を築いたとのことです。以上より(毛利氏がかんでいましたが)大内氏と明治維新は繋がるということにしました。なかばこじつけですが(笑)。

 

そのつながりをわかりやすくするために、C班のマップはポイントに「大名名」を示しました。例えば「五重塔」には「大内義弘」、「サビエル記念聖堂」には「大内義隆」などです。地名と人物が結び付き、マップがわかりやすくなったように思いました。これは観光マップとして使えるのではないでしょうか。

 

また調べてゆくと、山口県、山口市には大内氏ゆかりの地名がたくさんあります。例えば「防府市多々良」の「多々良」も元は大内氏の姓であったり、大内氏滅亡に繋がった「陶隆房」の「陶」などです。これは、大内氏が山口市で活躍した証でしょう。次回は「地名歴史マップ」を作りたいとも思いました。

 

地図作りの過程でみなさんとの会話が弾み、「一の坂川」「五重塔」「雪舟邸」など山口市の由緒ある歴史・文化と大内氏のつながりについて改めてスタディすることができ、改めて、山口市が歴史文化の街であることが再認識できました。

山口市のみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました。

 

なお、山口市が提供している電子地図「オープンマップ山口市」に、ここで制作されたマップが整理して掲載されるとのことです。好ご期待!

 

<オープンマップ山口市> http://aac-omap.com/ygmapdoc/

 

以上