大切だと思っていた

小さなプライドを捨てた僕は

3人目を授かった。



しぃは妊娠中に咳でアバラ骨を折った。



お腹が大きい為

コルセットやサポーターもできない。

どうやら耐えるしかないらしい。


立て続けの妊娠と出産

骨が弱くなっていた。


お母さんの身体の栄養は全て

お腹の中の子へ優先されている


「母と赤ちゃんは繋がっているんだなぁ」

と、思うと同時に

「妊娠ってもの凄い負担がかかってるんだな!」

という事を目の当たりにした














そんな中の秋空(アキゾラ)の出産

なかなか産まれないもんだから
促進剤を使っての出産


仕事で立ち会いは出来なかった。





病院での初対面




産まれたばかりの赤ちゃんをみて
初めて可愛いと思えた。




当時の僕は23か24歳。





自分の気持ちに少し余裕ができたからなのか。

身体の負担を目の当たりにしたからなのか。


無事で良かったぁ〜っと本当に思った。


出産をえて入院中のこと。



産道に何かが詰まり
出てこなきゃいけない血が詰まって



しぃの命が危なくなってた。




すぐにその詰まってるのを取り除いて
一命を取りとめた。
















出産とは








なんかこう、本当〜に命がけなんだ‼︎‼︎と




心の底から思った。
















この時が境かな。
「母」というのに
心から尊敬をしだしたのは。





家庭にちゃんと目を向けだしたのは。












4人目のタイヨウからは欠かさず立ち会った。


タイヨウの産声を聞いて

ありがとう!と感動で自然に涙が出た。


涙が出たのは初めてだった。


本当に自然と涙が出てた。



しぃが無事なこと、とか

タイヨウが元気なこと、とか

この瞬間に立ち会ってること、とか

この家族を選んでくれたこと、とか

当たり前じゃない事で

奇跡なんだよな。

嬉しさなのか、安心からなのか、

そんな涙だったと思う。
















愛おしい♡

産まれたばかりから

心の底からはっきりとわかる程に思えたのは

ここからだった



















この頃になると長男のむつきも5歳。


公園に連れて行って
少しずつボール遊びも
一緒にできるようになった





まだ子供達が小さい頃は
公園に連れてっても

遊ぶというより
危なくないように見とく!

だけで終わってたから
本音、僕は全然楽しくなかったなぁ笑




早く大きくなってくれっ!と思ってた

子供な僕w


一緒に遊べるようになると
やっと子供達の
「成長」
を気にかけるようになった。




そして良い父になろうと頑張る事になる




ここから3年間ほど、
僕の中で父としての暗黒時代が始まる。





続きはまた笑