7人の父として



夫婦で人前でお話をさせて頂ける機会が増えた



語彙力のない僕なのにありがたい🙏















ウチの旦那にも聞かせたい!


ウチの旦那は全然ダメ!!


見習ってほしい!!!
















なんて言ってる奥様へ



いえいえ、当時は僕

父とも言えないポンコツだったんです。




























二十歳で父になった僕は


そもそも子供に興味はなかった。


それだけでなく自分の事しか考えてなかった。

























初めて出産に立ち会った時、

しぃがいきんでる姿を見て笑いを堪えていた

ポンコツ野郎。
















仕事さえしていれば

あとは自分のやる事ではないと思っていた

ポンコツ野郎。
















夜でも平気で

誘われた友達と遊び更けてた

ポンコツ野郎。















捨てられなかった事が本当に奇跡だ!
















子育てや家のことは女の人で

男は仕事をする。

お金を稼ぐ事が僕の役目!



と、思っていたんだと思う。



のクセには大した稼ぎもないのに

一丁前に遊んでいたりしたな。















ある1つのキッカケで

僕は気持ちが1段階変化する事になる。
















2人目(ウタノ)をすぐ授かり出産前の里帰り

まだ1歳にも満たない長男の睦輝を

しぃの実家(祖父母宅)で1週間

僕が見ることになった。
















母という存在のしぃがいない環境

普段やってないもんだから

どうしていいかわからない。
















普段何に喜んで

その表情や仕草は何を訴えてるのか

どんなことに注意するべきかも。
















夜は泣かせるとおばぁちゃんが心配して

見にくるし鬱陶しい

気づかなければ、ほら!と起こされる。
















ある日、僕が見てない時に

睦輝が10cmくらいの段差から転げ落ち

頭から血を流して大泣きした。
















その段差は危ない!

そこから先は落ちる!


って事がわかっていなかったんだ。










怖かった。

しばらく泣き止まない事に。



ショックだった。

わかっていなかった自分に。



胸が痛かった。

睦輝を怪我させてしまった事に。
















その時、母であるしぃの事を

改めて見直すようになった。

こんな事を毎日だなんて。














怪我した睦輝を連れて

しぃに会ってすぐ僕は謝った。

今までごめんね!と。
















僕の父としてのスタートラインはココからだった
















ウタが産まれて僕は

おむつを換えたりと

少しずつする様になっていた。















ほぼ同じ年の2人の赤ちゃん。

夜も眠れない毎日で

しぃはいつも両手いっぱいで

気持ちも体も全部子供達にいく。
















僕が朝起きて家を出る時

彼女はようやくやっとの貴重な睡眠中

仕事から帰ってきても全て子供優先で

2人きりの時間はなく

話もゆっくり出来なかった。
















頭では分かってはいるけど

少しずつ心細くなっていく。

子供達にしぃを取られているような気になって。
















時には子供に当たっていた事もあった。

間もない1歳の睦輝と赤ん坊のウタノに。



自分のやってる事を妨げられて

つい怒鳴ってしまっていた



夜泣きで抱っこしても

泣き止まない事に腹が立ち

トントンと揺れがだんだん強くなっていく。
















ふと我に返って

やってしまった事に涙するくせに

結局またやってしまう。
















イラついては抑えられず

落ち着いては子供達の寝顔をみて自分を責める。















自分が嫌いになり

幸せが遠のいていく気分だった。
















ドラマでよくみる

幸せの象徴とイメージされた光景



朝起きるともう朝食があって
行ってらっしゃいと家族に見送られ
家に帰るとみんなが迎えてくれて
家族みんな笑顔で食卓を囲み
今日の1日を語り合う
温かいお風呂に子供達と入って
寝る前に趣味を少し嗜み
微笑みながら家族で床につく。







こんなクサくてベタな光景が流れていたw

流れれば流れる程

しぃにも八つ当たりする様になった。

自分を責め疲れたからか。
















勝手に期待したイメージと現実のギャップから?

相手にされていない事?





喧嘩がホントに多かった。





何を言われても反抗して

強がって

認めたくなかった。

















根本はただ寂しかったんだ
















喧嘩が唯一の2人だけの会話と勘違いしていた。

















というか喧嘩ではなく独りよがりの駄々だ!

















しぃは気づいてくれていたんだろう。
















長い事僕の駄々に付き合ってくれてたけど


仕事の休憩中の電話でついに


しつこい!次、本音言わなちゃ捨てるから。


と本気トーンで言われ


やっと引き出してもらった



「寂しかった。」
















とてつもなく面倒くせぃな〜〜〜〜〜〜、俺!w
















言えたら声を堪えずワゥン〜ワゥン〜泣いたw


ね?
こんなヤツ、
あなたならとっくに見限ってるでしょ?w



しぃはよく捨てなかった♡













これを機にまた1段階進化できました!
















なによりも素直になれた(^^)


長い事意地を張った。


何をそんな頑固に守ろうとしてたのか


本当に無駄なプライド


小さなプライド


でもその時はホントに大切と思っていた。


捨ててみないと

この小ささには気づかなかった。

















ここからやっと

夫婦としてのパートナーシップ

そして子供達との接し方を

意識してゆくのでした…



続きはまた(^^)