京都鉄道博物館で展示されている500系新幹線521-1
JR西日本は、7月24日に山陽新幹線「こだま」を中心に運用している500系新幹線を2027(令和9)年で営業運転を終了することを発表しました。
500系新幹線は、1997(平成9)年3月22日のダイヤ改正から新大阪駅〜博多駅間の「のぞみ」でデビューし、最高速度300km/hで2時間17分を突破した。
先頭スタイルが鋭いロングノーズで戦闘機の様な形となり、車体が丸みをもった形で表現した。当初は16両編成で全電動車で「のぞみ」で運用し、同年11月29日から東海道新幹線に乗り入れた。2008(平成20)年から8両編成に改造して、山陽新幹線「こだま」に投入し、2010(平成22)年2月28日で「のぞみ」運用と東海道新幹線乗り入れを終了した。
2026(令和8)年度から2028(令和10)年度にかけて新型のN700Sを10本投入して、在来のN700Aを8両編成に改造する工事を行い、500系を置き換える。
現在の500系新幹線は6編成あり、2編成は2022(令和4)年3月12日で廃車されました。今後はN700Sの追加投入で4編成を置き換える予定。