夜空の闇より多い 星達に照らされ

銀色に輝く道を 歩いています


あなたに貰った空のバッグ握りしめ

遠い異国を


ねえ

今でも 今でも思い出す

見慣れた山 紅色のあぜ道

遥かな 遥かな旅の果て

帰る故郷




大事な言葉は いつでも言い出せないまま

駅のホームにたたずむ あなたは泣いていた


帰るべき場所がある 触れ合いたい温もりが

今の向こうに


ねえ

この世で この世で永遠と

呼べるものは そう あなたの温もり

いつかは いつかは消えようとも

僕の故郷