結婚したばかりの時
旦那さんの趣味のゴルフを
私も始める事となりました。
彼がメンバーなっているゴルフクラブでは
配偶者メンバーという枠で
半額でメンバーになれ、年会費も半額。
ラウンドは無料です。
日本でのスポーツジムのような感じです。
しかし、クラブも触った事がないのに。。。
というコトで、家から歩いて行けるリージェントパーク中にある
ゴルフスクールに通い
コースデビューをしたのですが
初ラウンドは4ホール目でギブアップ
イギリスでは、キャディーさんもいなければ
カートもありません。
自分でゴルフクラブを背負って、ラウンドするのが基本。
10キロ近いゴルフバッグを持って歩き回るって💦
スコアどころではありません。
ゴルフ場にはトローリーという
ゴルフバッグを乗せて引っ張る台車みたいなのがあり、
最初の頃は利用していました。
しかし、慣れてくると
グリーンとバンカーの間は、トローリーは通行禁止なので、
次のホールに行くのに大回りしなくてはならないので、
担ぐようになりました。
担いでなら、グリーンを横切る事も出来ます。
軽いバッグに持ち替え、両肩にかけられるように
ダブルストラップ
そして、クラブを置いたら、スタンドが出るタイプ
この当時で27歳ぐらいですが
子供みたい😂😂
最初、イギリス人ばかりメンバーの所に飛び込むのは
非常に勇気が要りました。
しかもほぼ初心者🔰
英語だって怪しいモノです。
しかし、クラブのメンバーたちには
本当に親切にしていただきました。
クラブの競技にも積極的に参加し
年2回あるパーティーにも参加しました。
イギリスのハートフォードシャーにある
ハンブリーマナーゴルフアンドリゾート
ホテルやレストランもあり、
プールにジムなどの設備も揃っている
名門クラブです。
とは言っても、英国ゴルフ場ランキング
トップ100にギリギリ入るくらいですが。
よく所属するゴルフ場の事を
ホームコース
と言うのですが
そう。。。ホーム。家なのです。
そしてメンバーやスタッフは家族なのです。
ですから、お互いを大切にする文化が
根付いています。
外国の人には徳川家の事など
理解な難しいのですが、
こういった文化は近いモノを感じます。
一つの組織。
もちろん人間同士の事なので
多少の好き嫌いはあったりしますが
心の底に
同じゴルフを愛する仲間、同じゴルフ場のメンバー
という連帯感。
勝ち負け以上の、心の繋がり。
そこには国籍の壁はありませんでした。
クラブ対抗戦で、唯一の日本人選手であった私ですが
メンバーからの信頼が得られた事は非常に嬉しく思いました。
他のクラブの人から
何となく人種差別というか、
ニコニコしながら、
バカにされているような感じもありましたが
それを見ていた我がチームのメンバーが
なんだアレ!?
ミキのコト、バカにしているとしか思えない!
って本気で怒ってくれて
人種差別されたコトより
メンバーの気持ちが嬉しかったです。
それより、ワタシ、ガイジンだから
バカにされてるかイマイチわかっていませんでしたが。。。(^◇^;)
そんなアジア人子供みたいなのが
渾身のショットをするもんで
随分と対戦相手からは嫌われたみたいですけど。
チームメンバーには、最強のアジア人子供。。。
日本人と重宝していただきました。
秘密兵器ちっく😂
左より
スー、リンダ、マリーブラウン、ヘレン、モラーク
ヴァネッサ、クリス、私、マリーウェルス、ジーン
かけがえのない仲間たち
帰国してからは、一旦ゴルフを離れていましたが
イギリスでの競技経験から、日本の競技にも参加しました。
様々な競技に出て
沢山賞もいただきました。
競技も楽しかったですが、
今はゴルフクラブよりもチェロを背負って、あちこち出没しています。
多分私は、人との勝負、誰かと争う事より
自分との勝負の方が性に合っているような気がします。
頑張る事、大好きです。
それだけの打ち込める事があれば
幸せだと思うのです。
それまで、沢山の課題がありますが
一つ一つ乗り越えていく過程に、ロマンがあります。
もちろん今でもアマチュアゴルファーとして
楽しんでいます。
約100年前
ひいお爺様の徳川慶久さまが
軽井沢ゴルフクラブの初代理事長として
活躍していました。
左が徳川慶久さま
オシャレですねぇ。
歴史を超えて、繋がる思いもあります。
いつか私が向こうの世界にいったら
ひいお爺様と一緒にゴルフ出来たら嬉しいですねぇ。