1989年にイギリスに留学し


ロンドンの大学で国際船舶貿易の勉強をしている時に


今の旦那さんと知り合ったのですが


彼は日本の企業の駐在員でした。


半年ほど、たまに一緒に食事をしたりだったのですが

(貧乏学生、エサに釣られる)


私はその後、日本で就職すべく

帰国しました。


ジャーディン・マセソンという外資系商社の

会長秘書アシスタントとして1年少々勤めたのですが


彼との結婚が決まり、今度は駐在員の妻として

再び渡英することになり、1998年まで

滞在していました。


貧乏学生と駐在員の妻


という、ある意味、二つの立場で

英国在住していて、様々な経験をして来れたと思います。


facebookでそのお話しを展開したら(多少毒はきつつ)

好評いただいたので


アメブロでシリーズ投稿してゆきたいと思います。


ぶっちゃけ

駐在生活は満喫していましたが

学生時代の方が、楽しくて自由かも?


でも物事には何にしても、良い面と悪い面があります。


駐在中は

見た目、優雅、実際も優雅な事もいっぱいありましたし


様々な困難にも遭遇しました。


この時は、徳川感ほぼゼロ。


別に何も隠す事はないのですが

とにかく、私の20代はほぼ

イギリスで過ごしていたので、


イギリスに対しては特別な思い入れがあります。


滞在中、天安門事件、湾岸戦争、ペレストロイカ

ベルリンの壁の崩壊


などなど。。。


世界が民主化に移行しつつある時でした。


スマートフォンどころか、携帯電話もインターネットもない時代


私が外資系商社に入社した頃は

テレックスでした。

(今の人はほとんどご存知ないかと。。。)


やっとファックスが出てきた頃です。


今や、インターネットで、情報に溢れた時代。

世界と即繋がれるって、その時は想像もできませんでした。


この頃の事を思い出すと

青春時代というコトも相まってノスタルジーを

感じざるを得ません。


どのくらいシリーズが続くかわかりませんが

頑張って投稿したいと思います♪


〜学生時代〜


ロンドンの地下鉄

ノーザンラインのアーチウェイという駅から

徒歩5分ほどのアパートに間借りしていました。


トイレ、お風呂、台所は共用


家賃は週80ポンド(月でだいたい7万円くらい)


くたびれたベッドカバー

あり得ない色の壁紙


全てが懐かしいです😄




週末に友人とレンタカーして、イギリスの最南端

Land’s End まで長距離ドライブ


語学学校でルームメイトになったスペイン人の親友と


最初に入った語学学校

ケント州にあるラムズゲイトという小さな村

トルコ人、スイス人、スペイン人、ドイツ人、フランス人の

クラスメイトと



寮では食事の不味さに耐えきれず、ホームステイを始めた頃



ロンドンに移り大学に通っていた頃。

ヘンリー8世が住んでいた

ハンプトンコートパレス

何度も友人たちを案内しました。


観光は歴史を学ぶ機会でもあります。


ここに足を運ばなかったら

ヘンリー8世のことや

アンブーリンのコト

エリザベス一世や

プロテスタントの事も知らないままだったと思います。


大学の方はほぼ毎週試験があり、

レポート提出も

結構大変でした。


ウォータールーという駅からほど近い大学で

クラシック音楽好きな私は帰りに

ロイヤルフェスティバルホールまで歩いてゆき

様々なコンサートを聴きに行き、


夜景が絶景のウォータールーブリッジを渡り

エンバンクメントから帰宅していました。


3年近い留学を終えて、帰国した瞬間

母の笑顔も嬉しかったです。