今年に入り、講演会のご依頼が増え


私なりに一生懸命向き合っています。


お話をするにあたり


話し方の先生についたり


話す内容をきちんと整理したり


思いついた事を深掘りしたり


講演する時間、講演を聞く方々の年齢層、どんな社会に属されておられるかなど鑑みながら


その時に応じた講演会を心がけています。


昨日は京都の素晴らしい会場でさせていただきました。


友人を介して講演のお話をいただき


担当者と連絡を取り合い、当日に主催者の方と初めてお目にかかりました。


講演会はそういったシチュエーションが良くありますが、


一つ一つのご縁を大切にしたいと思います。


今回は、90分という長さでしたが


正直、少し不安もありました。


というのは、1人で90分話し続ける


という難しさ


集中力もそうですし、また聞いてくださる方が飽きないようなお話をする。


そう考えると、コンサートでの演奏


というのは、楽譜があり、その通りに演奏する


いわゆる台本があり、言葉でいうところの朗読に近いものかも知れません。


講演は、ジャズミュージシャンがソロで90分


お客様を飽きさせないように演奏する


というような難しさがあります。


初めて、講演会に呼ばれたのが2年前でした。


またその後、ラジオに出演したり、スピーチを頼まれたり


少しずつ経験を積んできたように思います。


90分、終わった時のお客様の拍手だったり


途中、寝ている人がいるかいないかだったりの反応が


私にとって、講演生命を分ける指標でありました。


今回、話し終わった後、


名刺交換の列が出来た事にとても驚きました。


ご好評いただき、大変嬉しかったです。





講演内容としては


例えば


徳川慶喜が描いた油絵が残されているのですが


これは徳川慶喜が単に絵が上手いか下手か


の問題ではなく、


明治時代、油絵の先生がいらして

その先生のおっしゃる事を素直に聞き

また、見たことのない風車の絵を描く


という、その当時では、普通の人では出来なかったであろう元将軍であった慶喜の姿を


絵画を通して見る事。


という様な、絵画の向こうにある背景を読み取る事の大切さがある


またそれは資料の問題だけでなく


私たちが暮らす実生活全てにおいて、背景があり、それを見る事の大切さ


という話だったり。





色んな話があるのですが


曽祖父はゴルフが好きで


軽井沢ゴルフクラブの初代理事長だったのですが


私もゴルフが好きで


ハンデ6です。


って言ったら、どよめきが起きたので


皆さん、寝ないで聞いてくれているんだー。


と、嬉しくなりました☺️


あと、実は心の底で嬉しい事、有り難い事が


昔は


徳川慶喜の子孫


と云うと


それ、ホント?


何、ご先祖自慢してるの。


みたいに言われたり思われたりする事がありました。


ホントは心の片隅で、傷ついてきました。


なので、言わぬが花


みたいな過去がありました。


でも、恥ずかしいことでもなく


やはり私にとっては、大変尊敬するご先祖様なのです。


今ではそういった事を言われる事はなくなりました。


こうした講演会で、私の心をお伝えするのも一つの大切な供養だと思っています。


講演会をする事を目的としている訳では有りませんが、


皆様にきちんとお伝えできるように、私も様々な事に、真面目に向き合い、頑張ろうと思っています。


会場の表にはご先祖様の等身大のパネルがあり、

一緒に写真を撮ってみました。


似てると、みんなに言われました😅




男に生まれたかったです😂