☆救命措置音声サポート、対処法をアドバイス 西置賜消防、仕組み開発中☆ | 山形県広域情報のブログ

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 心肺停止の119番通報があった際、対処方法を自動音声でガイドする仕組みを、西置賜行政組合消防本部(長井市)が開発中だ。自動体外式除細動器(AED)の自動音声ガイダンスにヒントを得て通信指令室の消防士が発案、本格導入に向け検証を続けている。
 発案したのは坂康平消防士(28)。通信指令室に配属されてすぐ、「じいちゃんが倒れて息をしていない」との通報を受けたが、心肺蘇生法をうまく伝えられず、上司に電話を代わってもらったという。苦い経験がアイデアを生み出すきっかけとなった。
「口頭指導では受信する職員によって対応が異なる可能性がある。職員がスキルアップするのはもちろん大切だが、誰にでも分かりやすく伝える統一した方法はないかと考えた」と坂消防士は話す。
 開発中のシステムは、ピッ、ピッ、ピッという心臓マッサージのリズムに合わせて、通報者に救命措置を施してもらう。胸を押す位置や強さなどについて指示する音声が流れ、特別の知識がなくても心肺蘇生を行える仕組みだ。
 検証のため、救急講習の機会を利用して、参加者約100人を対象にアンケートも実施した。講習前は9割が「目の前で人が倒れても心肺蘇生法はできない」と答えたが、新システムを体験した後にはほぼ全員が「音声ガイドがあればできる」と回答したという。
 119番通報を受けて救急隊員は現場に急行するが、救命措置は一分一秒を争う。通報者が適切に行動できれば命を救う可能性が広がる。「『通信指令員がどう伝えるか』ではなく、『通報者がどう伝えられればできるのか』という視点を大事にした」と坂消防士。
 通信指令員の肉声と自動音声はそれぞれ長所短所があり、実際の運用でどう組み合わせるか課題もある。松本弘消防長は「職員からの提案は可能な限り実施したい。現在はテスト段階。自動音声を現場でどう生かせるか、しっかり検証していきたい」と話していた。