新年を迎え明けましておめでとうございます……
と本来ならおめでたい内容でブログを書くつもりでしたが
昨日、元旦の昨日、能登北陸方面で
大規模な地震が起きました。
夕方に起きた地震は、テレビでリアルタイムで流れ
画像からは夕方から日が暮れて
赤々と燃える火事の画像、津波の画像など
阪神淡路大震災や東北沖大震災を思うい出しました。
一夜明けて刻々と被害の全容が見えてきて
その深刻さは拡大しつつあります。
以前の大震災の時、僕の所属する難病の会では
災害時の難病患者の避難や健康の事を話し合ったことがあります。
常に薬を服用している難病患者に薬は欠かせません。
例えばプレドニンゾロなどは急に薬をやめると体調が悪くなったり
難病ゆえに、特殊な薬を服用されている方もあります。
また酸素呼吸器や、透析されている方もさらに深刻です。
災害時に避難するときそれらの薬をもって避難できるかどうか
緊急時に無理なこともあります。
そもそも寝たきりや、車いすの方など避難をすることが難しいと思います。
また所持できたとしても、広域てな大規模災害になった場合
長期に及ぶ災害になった場合それらの確保も難しくなってきます。
さらに透析などを受けている方は２～３日に透析を受けないと
命にかかわるのですが、
透析には設備はもちろん
多量のきれいな水も必要になってきます。
一部の地域で狭い範囲での災害であれば、まだ周辺地域からの援助も可能ですが
広域に同時に災害が起きた場合、適切な援助も現実問題難しいことが予想されます。
個人で出来ることは避難時にお薬手帳と
常備薬を少なくとも２～３日分は予備にもっておき避難袋に用意しておくこと
また
個人の障害に応じて常に安全に避難出来るように行政等に相談しておくなど必要でと考えます。
最後になりますが、今回の震災での被害が少しでも少なくなることを心より願います。