逃げないことが、僕の美学

僕は映画「クレイジー・リッチ!」が大好きです。

特に好きなのが、最後の10分間。

あの麻雀のシーンです。

何度見ても、胸に残ります。

僕はあの場面を、ただの映画のワンシーンとして見ていません。

自分の人生と重ねながら見ています。

人間、生きていればいろんな場面があります。

仕事でもそう。

会社を経営していれば、良いことばかりではありません。

うまくいかないこともある。

裏切られることもある。

判断を間違えることもある。

お金のことで悩むこともある。

もう逃げたいなと思う瞬間だって、きっと誰にでもあると思います。

でも最近、僕は思うんです。

結局、人生で大事なのは、

「逃げないこと」

なんじゃないかと。

逃げないというのは、何でもかんでも戦えばいいという意味ではありません。

相手を倒すことでもありません。

自分が背負ったものから逃げない。

自分で決めた道から逃げない。

大切な人から逃げない。

苦しい時ほど前を向く。

そして何度でも、次の一手を打つ。

僕はそれが「戦う」ということだと思っています。

会社をやっていると、毎日が判断の連続です。

正解なんて誰にも分からない。

それでも社長は決めなければならない。

そして、その結果から逃げてはいけない。

だから僕は、勝つこと以上に「戦う姿勢」を大切にしたい。

結果がどうであろうと、

「あいつは最後まで逃げなかったな」

と思われる人間でいたい。

それが最近、自分の中で少しずつ固まってきた美学です。

「クレイジー・リッチ!」の最後のシーンを見ていると、人間の本当の強さとは何なのかを考えさせられます。

ただ勝つことだけが強さじゃない。

何かを守るために、自分が引くこともある。

大切な人のために、自分の気持ちを飲み込むこともある。

それでも、自分の信念だけは曲げない。

僕は、そんな人間が格好いいと思います。

だから僕は映画が好きなんだと思います。

映画の中には、時々、自分が言葉にできなかった感情や、生き方そのものが映っている。

そして、それを見ながら、

「俺もまだやれる」

「まだ逃げたらいけない」

「もう一回、前に出よう」

と思わせてくれる。

僕にとって「クレイジー・リッチ!」は、ただの恋愛映画ではありません。

自分の生き方を確認する映画です。

ビジネスマンとして。

経営者として。

一人の男として。

何歳になっても挑戦する。

何があっても簡単には逃げない。

そして、戦う姿勢だけは見せ続ける。

勝つか負けるかは、その後の話。

まずは逃げずに、その場所に立ち続ける。

それが僕の美学です。