天井の清掃 百均2品で長柄付きローラーを自作

 一時期、住宅の外壁等の維持補修工事のため換気が十分できず、屋内の壁や天井にカビが発生していたため、清掃の必要に迫られました。天井をどうしようかと思い、スポンジローラーで塩素系漂白剤を塗布するやり方を一つ考えました。
 そこで百円ショップのセリアに行き、ミニカーペットローラーと伸縮アルミパイプ柄を組み合わせ、あとはローラーにスポンジを巻いて縫えばいいのではないかと思いつきました。ただし、もともとカーペットローラーとアルミパイプはセットではないので接合はピッタリ固定できるようにはなっていません(この点が博打的でした)。

 購入してまず挑戦したのが、当然、カーペットローラーと伸縮アルミパイプ柄のドッキングです。これが上手く行かないと使い物にはなりません。
 一か八かでやったのが、アルミパイプ柄のポリプロピレンの先端部分をコンロで十分加熱し、カーペットローラーの短い柄(ポリプロピレン)の根元の穴にぎゅぎゅっと押し込んだところ見事大成功で、もともと一体だったかの如くガッチリ固くくっつきました。
 これまで、プラスチック製品を溶かしてくっつけるというのは成功したイメージがありませんでしたので意外でした。ポリプロピレンどうしというのがまず良かったのでしょう。
 長柄付きのローラーが200円プラス税でできるというのが今回の記事の目玉でした。
↓ミニカーペットローラー

↓伸縮アルミパイプ柄

↓接合部分

↓網のついたスポンジを縫いつけ



 清掃のほうは、塩素系漂白剤のかなり濃いめの希釈液をバケツに作り、床に新聞紙を敷き詰めて養生とし、ばしゃばしゃとつけて使ってみました。
 回転し、塗布できました。一つ問題が発生し、スポンジが外側にずれていってしまうため、とっさにビニール紐で固定して続行しました。

↓ビニール紐で固定


 あと、肝心なことはカビが落とせるかですが、やはり塗布するだけではなかなか落ちず、びしゃびしゃに繰り返し塗りたくるくらいしかありません。
 新聞紙を敷いてあっても床はびしゃびしゃになりました。もう一つ、これは承知の上だったので、入浴できる状態でパンツ一枚になり、漂白剤(プラスカビ)を浴びながらやりました。

(結果)多少は改善したかという感じです。ざらざらした仕上げの面のためなおさら難しい感じです。

 以下、左側の光源の感じからして、同じ条件で撮影していると思われます。
↓施工前

↓施工後

 

 

 壁のほうは、網のついたスポンジに塩素系漂白剤を浸しながら直接手で清掃し、当然天井よりも上手くいきました(ピカピカ)。

 天井も折り畳み椅子か台に乗って、直接手でやったほうがいいかもしれません。