身近な自然観察 園芸植物系 6月

 6月に撮りためた写真から園芸植物関係をまとめました。資料を参照した解説は少な目でいきます。
 主に集合住宅の公共スペースのものです。


(木本)
↓アジサイ
↓2021/6/8撮影 

アジサイ

アジサイ
↓ 2021/6/7撮影  
アジサイ

↓ツツジ(咲き残り)
2021/6/21撮影 
ツツジ

↓ノウゼンカズラ
 古くに中国から渡ってきたもので、明るく鮮やかな赤橙色の花が美しいです。日本では結実しにくいということなので、挿し木のクローンによる庭木などばかりということになります。
↓2021/6/14撮影(蟻が写っています)

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラ

↓2021/6/8撮影  

ノウゼンカズラ
↓2021/6/2撮影  
ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ


↓アベリア
 昨年観察したことですが、ガーデンライトのところだけ晩秋まで長く咲き続けていました。同様に咲き始めもガーデンライト付近では早いということです。こちらも日本では実をつけないらしいです。
2021/6/7撮影  
アベリア

↓クチナシ(ガーデニア)
 下の写真は、プロペラ形の一重の花ではなく、八重咲きの園芸品種です(ガーデニア)。鼻を花に近づけると確かに芳香がありました。
Wikipedia「クチナシ」(※2)より、

「日本における染色用色素としてのクチナシの利用は、遅くとも古墳時代にさかのぼる。乾燥果実の粉末は奈良時代から使われ、平安時代には十二単など衣装の染色で支子色(くちなしいろ)と呼ばれた。江戸時代には「口無し」から不言色(いわぬいろ)とも記されている。」

↓くちなし色

 

↓クチナシ(集合住宅の公共スペースにて)
2021/6/21撮影  1.09(1051)
クチナシ
クチナシ

↓ネズミモチか
 もしかするとトウネズミモチのほうではなくネズミモチかもしれません。花の量が控え目に見えます。
2021/6/7撮影  1.24(520)


↓シマトネリコ

2021/6/23撮影 この季節らしいものを
シマトネリコ

↓ケヤキ剪定後
 今年の冬、何十年と自然のまま伸びて立派に広がっていた枝を全部バッサリ剪定されたケヤキです。こんなみすぼらしいというかケヤキらしからぬ姿になってしまうとは。
2021/6/7撮影 

↓(参考)

↓剪定直後(2021/2)(再掲)

↓以前の姿(今年の冬の剪定前2021/2)(再掲)

ケヤキ

 


↓フィリフェラオーレア
 今回名前を初めて知りました。
↓2021/6/7撮影  
フィリフェラオーレア

 

↓キリ??
2021/6/21撮影 

 

 

↓(伐採後2年以上程度経過)
↓モミジバスズカケノキ(昨年の蘖(ひこばえ)を全て刈り取られても再び蘖を出す生命力)

↓2021/6/21撮影(下と同じ株、向こう側にさらに蘖が出ています)

モミジバスズカケノキ

↓2021/6/7撮影 

モミジバスズカケノキ
↓ケヤキ 蘖 2021/6/7撮影  

ケヤキ
↓アラカシ 蘖 2021/6/7撮影  
アラカシ
アラカシ
 

(草本)
↓タチアオイ
2021/6/8撮影  
タチアオイ

↓マンネングサ(セダム)
 マンネングサは種類がいろいろで、正確にはわかりません。マンネングサ(セダム)の一種には違いありません。
2021/6/8撮影  



↓クロタネソウ その後

 以前、花を載せていました。
2021/6/7撮影 
クロタネソウ

↓ストケシア(キク科)
2021/6/21撮影 

ストケシア

↓マツバギク
2021/6/7撮影  
マツバギク

↓ヒメイワダレソウ(クマツヅラ科Phyla canescens)? イワダレソウ(Phyla nodiflora)? (空き地にて)
 ヒメイワダレソウは環境省の生態系被害防止外来種です。同付加情報によると「南アメリカ(ペルー)原産、昭和初年(1926年)に渡来、宮崎、琉球に分布。海外で侵略的となっている。」。
 ヒメイワダレソウは「リッピア」の名やイワダレソウの名でグランドカバー用として販売されています。また、イワダレソウとヒメイワダレソウの交配種も商品化されているようです。確かに繁殖力がありそうです。
 写真のものがイワダレソウなのかヒメイワダレソウなのか調べるうちにわからなくなりました。
 クマツヅラ科は前に特集したアレチハナガサ類と同じです。
2021/6/3撮影  


↓デルフィニウム属
 今回初めて知りました。

Wikipedia「デルフィニウム属」(※1)より、

「学名のDelphiniumは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisから」
「ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地に250種程度が分布する。 元来多年草であるが、日本の夏の暑さに耐えられないため、園芸店などでは一年草として扱われていることもある。 アルカロイドの一種、デルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合がある。」

↓デルフィニウム属

2021/6/3撮影
デルフィニウム

↓セイヨウウツボグサ(シソ科)
 最初少し前に咲いていたセイヨウジュウニヒトエかと思いましたが、よく見ると違いました。でも同じシソ科でした。日本のウツボグサはセイヨウウツボグサの亜種ということで、とにかくよくわからないためセイヨウウツボグサとしました。

↓2021/6/21撮影 
ウツボグサ
↓2021/6/14撮影
ウツボグサ 

↓オキザリス ・トライアングラリスか、その亜種(パピリオナケア種)の変種オキザリス・レグネリーか?

 花は確かにカタバミですが、葉が独特です(南アメリカ原産)。別の植物にカタバミが混じっているかと思いました。

2021/6/23撮影(集合住宅公共スペース)


(参考)
※1:「デフフィニウム属」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/3/13  07:24 UTC 版)https://ja.wikipedia.org

※2:「クチナシ」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/6/16  10:54 UTC 版)https://ja.wikipedia.org