配水管の詰まり 木の根が外から入るとは

 年始に配水管が詰まり、管理会社に電話して業者の方に来ていただきました。
 経過があります。

(1回目)
2020年5月
 上の階からの排水の度にゴボゴボ音がして浴室の排水口から少し吹き上げる、という状況、その頻度が日に日に多くなり、音もひどくなり、管理会社に電話をして、業者の方に来ていただいたところ、建物内ではなく、下流の下水管の詰まりでした(集合住宅の建物から離れたところにある2つのマンホールの間)。その時は、業者の方が急遽、近所のホームセンターで径の小さな塩ビ管を買って来られ、4メートルの管を道具にして蓋のある桝と桝の間(詰まりの区間)を突いて貫通させ、とりあえずは流れるようになりました。
 応急的な対処だけでなく後日、管の清掃もしてほしいとお願いしましたが、どうもその後行ったように思えませんでした。 

(2回目)
2020年12月中旬
 また、ゴボゴボ音がし始めたので、管理会社に電話して経過を話して業者の方に来ていただきましたが、「下水管は詰まっていない」と言われました。蓋を開けて「ほら、流れていくでしょ。」と見せられ「ゴボコボ音がするのは上からの排水がたまたま屈曲部に当たっているのでしょう」と言われましたが、「昼間は詰まっていないように見えても、実際は詰まりかけていて、排水量が多い時に詰まるのではないか」と少し疑問には思いました。

2020年12月下旬
 音と頻度が日に日に酷く多く(夕方~夜~深夜~朝)なり始めましたが、「下水管ではない」と言われていたので連絡を躊躇していました。

2021年1月早々
 しかし、いよいよ、音の様子が「水の上に水が落ちているような」感じになってきたため、建物直近の自分の部屋の直下の下水管の蓋を自分で持ち上げてみました(持ち上げに使えそうな金属の鉤形の棒を年末に近所のホームセンターで買っておいたのです(70円くらい)) 。
 案の定、水が蓋のところいっぱいまで上がって来ていました(今後は怪しいと思ったらすぐ確認する必要があります。あまりに呑気でした。)。
 夕方でしたが、早速電話し、すぐ対処してもらいました(用事があって立ち合えなかったのですが、以前に詰まった場所などの経過を説明しており、今回は察しのいい方だったため、というか明らかに詰まっている状況があったため、例の箇所で応急措置の「貫通」を済ませた旨電話連絡がありました(早かったです))。迅速な対応に感謝でした。ゴボコボ音も全くなくなりました。その方によると、下水管の継ぎ目などに木の根が入り込んで詰まりやすくなることがよくあるとのこと(現場に来ていただく前の電話での話です)。そういう情報は初めて知りました。まさに、そういう状況が発生しそうな場所です(現場を見なくてもわかるということは、よくあることなのでしょう)。根切りや高圧洗浄などを手配し、1週間くらい後以降、対応してもらえるということでしたが、今のところ、来られている感じはありません。果たしてやってもらえるのかどうか。またお願いしないといけない感じがします。
 発注者である管理会社と、実際の作業を行う業者の力関係の問題がどうもあるようです。
 マンホールに近接の植栽を除去できないか、かけあう必要もありそうです(難しいだろうと業者の方に言われました)。ヤブランと低木のシャリンバイが植わっています。植栽が生きていれば、たとえ根切りをしてもまた伸びてくるでしょう。

↓蓋まで排水がきている(建物直近の蓋)

 

↓配水管が詰まった区間の蓋(植栽木のシャリンバイがすぐ近くにあり、根が配管の継ぎ目に入り込んでもおかしくなさそう)

 

↓(2021年1月25日加筆)
 その後管理会社に経緯を説明し、植栽の除去を要望したところ、対処するという回答でしたが、数日後電話があり、「根の入り込みはあるようだけれども、直上の植栽からではなくもっと深いところ、つまり周辺の植栽木の根がきているようだ(掘り起こすまではできない)」ということになり、結局、また詰まりそうになったらその都度連絡する必要があるという形になりました。

↓(2021年1月27日加筆)

 周辺の植栽木が伐採されていました。近年、管理費削減のための伐採が続いていましたのでたまたまその流れに入れてもらったのでしょう。これで、根の成長が抑制され解決すればよいですが。