雨の季節となりました。今年は水害が起こりませんように。
雨の日の田んぼの写真を撮りながら、自然と出てくる歌は、髙田三郎さんの「水のいのち」、多田武彦さんの「雨」です。
合唱経験者なら、皆さん知っている曲です。1964年に作曲された「水のいのち」は、日本の合唱界に燦然と輝く金字塔であり宝物です。今なおコンサートピースとして歌われています。私も学生合唱団以外に社会人の混声合唱団に所属していた頃「水のいのち」を歌いました。多田武彦さんの「雨」は、歌ったことはありませんが、昔、グリークラブアルバムの音源をカセットテープに入れて聴きました。
詩 高野喜久雄
作曲 髙田三郎
混声合唱組曲「水のいのち」より第1曲「雨」から
「ふりしきれ雨よ」
「すべて許しあう者の上に また許しあえぬ者の上に」
歳をとって涙腺が緩んだせいか、この部分を思い浮かべるだけで涙が止まらなくなることがあります。雨の慈愛です。
高野さんは数学者、髙田さんはクリスチャンでもありました。
詩 八木重吉
作曲 多田武彦
「雨」から
「あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう」
「雨があがるように しずかに死んでゆこう」
学生の頃は、結末が悲しいと思ったりしましたが、曲がとても美しいため聴き入ってしまいます。
雨は大きな物質循環の一場面です。輪廻転生とも結びつきます。
NHKスペシャルで「ジオ・ジャパン」をやっていますが、日本で造山運動がなくなり、山々が浸食されて平らな土地になったら雨はほとんど降らなくなるそうです。
アオサギが佇んでいます。
電線にセグロセキレイ。交差点の向こうに、もう1羽いるようです。「チィー」→「チィー」→「チィー」と交互に鳴き合い続けていました。ずっーと続けていました。雄雌でしょうか。
セグロセキレイではありませんが、NHKの「ダーウィンが来た」によると、シジュウカラは20以上の単語を使い語順も理解して文を作り意思疎通するそうです。ヤマガラもその言葉を理解する様子が紹介されました。「警戒」「集まれ」でヤマガラもやってきて、共同でネコか何かを追い払っていました。
アベリアが咲き始めました。清楚でいいです。
長い期間花が咲きます。お母さんのイメージもあります。
バーベナでしょうか。紫色が綺麗です。
アカバナユウゲショウです。
タチアオイです(おそらく)。ゴージャスです。
アオイ科の仲間には、ハイビスカス、ムクゲ、フヨウがあります。花の時期はもう少しあとですね。
ニワウルシでしょうか。夏にはなぜか涼しげなイメージです。
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