ワンコ(猫ちゃんも!)の飼い主さんへ おススメのマンガ | ヤマガラ家のシーズー日記

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愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

昨年は「いとしのムーコ」という柴犬と、その飼い主さんの日常を描いた漫画を取り上げたんですが、
今回みつかたのは、あらゆるペットの飼い主さんの心を打つような作品です。絵的には男性は好きじゃないかもしれませんが、女性は好きじゃないか、と思います。

「僕とシッポと神楽坂」 

最初は犬か猫の飼い主さんと、そのペットちゃんのお話かと思ったんですが
「僕」は獣医さんで、「神楽坂」というのは、私は東京をよく知らないんですが、
芸子さんが住んでいらっしゃるような、ちょっと古くて、かつてあった「ちょっと、醤油がないから貸して」というのができるような、そんな人情あふれる街のようです。浅草あたりのことかな~と思っています。

お話は獣医さんのところにやってくるペットちゃんと飼い主さんとの様々な問題を取り上げています。
私はまだ3巻までしか読んでいませんが、例えば猫の話に
「野良猫」ではなく「地域猫」という言葉が出てきて、その神楽坂に住んでいる人達が、みんなで猫ちゃんを守っている・・・そんな様子が描かれています。私は「地域猫」という言葉を初めて知りました。そして、こういうあったかい町が、まだ存在していてほしいと思いました。

例えばワンコを通して、同居を始めたお嫁さんとお姑さんが仲良くなっていく話・・・

例えばペットを通して断絶していた親子の仲が回復する話・・・

飼っている猫ちゃんが妊娠してしまって中絶に来た人が、結局赤ちゃんを助けようとする話・・・

こんな話が満載なのです。
描いているのは「たらさわ みち」さん。前作が「おいでよ動物病院」で、これも読んでみたいんですが、
この動物病院の特別編「さよならの時間」を先に読みたいと思っています
愛するペットとのお別れの感動ストーリー&お役立ち介護情報などを収録

となっています。

コロンがいなくなって私は普通の生活を続けています。できるだけ今までどおり、を頑張っています。
逝ってしまった翌日から私は泣けませんでした。ルーシーがおかしくなってしまったからです。
うつろな目をするようになったルーシーを戻すため、私はルーシーに常に笑いかけました。

隣の隣の奥さんは、私がコロンをものすごく可愛がっていたのを知っていたから
「何かあったら電話したらいいよ。夜でもいいよ。」と言ってくれていました。泣くことが許されない状況だったので電話することはなかったです。彼女はしばらくたって、私が普通に生活していることを驚いていました。
私が大丈夫か?って言ったら、大丈夫じゃないです。でも、「大丈夫」な状態に意識してしているんです。
私が不安だったり、悲しんでいたら、ルーシーに伝わってしまいます。
私は常に元気で明るい状態を、意識して作っています。

私は太極拳をやりますが、時間があるとお稽古しています。体を動かしているほうが、変なことを考えませんから。絵を描きたいと思っていますが、こちらのほうが、よりエネルギーがいるので、なかなか進みません。
ここでも書きましたが、植木の剪定をやっていました。暑い中、はしごに登っての作業でした。

寂しくないか、と聞かれたら寂しいです。
ルーシーとコロンは全然違います。コロンが逝ってから、ルーシーは私の隣で寝なくなりました。
今までは左にコロン、右にルーシーとワンコに挟まれて「狭いな~」と思っていましたが、
今はどちらもいません。

ルーシーは、夜の間に一度足元にやってくることはありますが、やってくるだけで、またワンコベッドにもどってい
きます。足元なので、私が知らないまに蹴ったのかもしれません。

ご飯を作っていると「ちょうだい」とコロンは来ましたが、ルーシーは来ません。
キュウリ、キャベツからほうれん草、にんじんなど、ほとんどの野菜を切っているとき、コロンは欲しがるので、私はみんなあげていました。
コロンと一緒に食べるため、私は味付けしないでこれらを食べていました。
ルーシーは一切食べないので、そばに来ません。

寝転ぶとお尻を押し付けてきたコロン、ルーシーはしません。

洗濯を干していると、私が見えるところに移動してコロンは見ていました。ルーシーは自分の好きなとこにいて、やってきません。

今まではコロンがするから、一緒にやっていたことがいっぱいあって、ひとりになったので、ルーシーはしなくなりました。コロンとルーシーでは違うから、しかたないですが、それがあまりにも日常生活に入り込んでいたので、それが無くなって寂しいです。

夫くんは「お帰り」をしてくれるワンコがいなくなったので寂しがっています。ルーシーは寝たままで起きません・・・

コロンが、私がリードを持たないと歩かないので、コロンの散歩は常に私でした。なのでルーシーの散歩は以前から夫くんに行ってもらっていたのに、今、夫くんはルーシーの散歩を行きたがりません。「つまらない」のだそうです。ふたりと2匹で行ってたときも、かなり早いペースで歩くルーシーを連れた夫くんと、早く歩けなくなったコロンを連れた私が並んで歩くことはなかったので、何が違うのかわかりません。2匹いても一緒に歩かなかったのだから、1匹になっても以前と変わらないはずなのに?と思っています。実際、私が連れていくときは以前と変わらないです。

私が3~4時間出かけると下痢になってしまうルーシーは、私の行動を気にしています。
私が出かけそうな振りをすると、目が不安そうになります。
私が庭に出ているときは、暑くても、私が見えるところにいます。おうちに入っといで、と言っても
家には入らず、そばには来ませんが、見えるところにいます。私にはルーシーの不安な気持ちが伝わってきます。
話しが変わりますが、私は動物にはかなり好かれます。文鳥を飼っていたときも、文鳥がそばを離れないので、文鳥とべったりな生活をしていました。トイレはもちろん、お風呂も一緒に連れていってました。文鳥ははあはあしながら風呂場にいました。一番最後に飼った子(うちで生まれた子)は、私の手の中で産卵しました。

こんなに好かれるのも、もちろん、私も彼らが大好きだから、ではあります。

話しがどんどんずれますが、今回の大雨で、ペットを家においておけないから避難所へ行けない人のことがネットで非難されていたようですが、私も確実に置いていけないと思います。ルーシーを家において(危険なのに)避難所に入るくらいなら、一緒にいられる安全なところを探します。うちで一番起こりそうなことは洪水(うちの前は川なので)なので、移動できるうちに高台へ移動することを考えます。今回の九州を襲った大雨のような場合、とても広い範囲で危険な状態だったので、どこまで移動したらいいのか?と思いますが、できる範囲のことをしたいと思います。もし見つからない場合は、一緒に死ぬことを考えてしまうと思います。
ペットをおいていって、避難所にいて自分だけが助かった場合、その後生きていく力を失くすことがあると知ってほしいです。避難所を仕切って、ペットと一緒に入れるコーナーを作ってほしいと切に思います。

「命の大切さ」とは何でしょうか?捕鯨が解禁になりました。
でも、イルカを見るツアーとかクジラを見るツアーとか たぶんずっとあると思います。
家畜と言われる動物たちにも命があります。私たちは命を頂いて生きています。
今、毎日のように殺している蚊にだって命があります。

「命」とは何でしょうか。
「生きる」というのは、どういうことなんでしょうか。

マンガから重い話で終わりますが、このマンガでは命を取り上げています。たらさわさんの命に対する考えが知りたいので、最後まで読みたいな~と思います。