アメリカの家 | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

今回の引越で何軒か家を見ましたが
もちろん、それがアメリカの全ての家ではないですが
私たちが支払い可能な範囲の家だと
設備的には 洗濯機、乾燥機 ←外へ干さない
        冷蔵庫、オーブン 電子レンジ(電子レンジはないこともあり)
        食器洗い器
        エアコン ←日本とはシステムが違うので、機械はとても大きい
なんかがあります。
ちょっと大きめの家だとマスターベッドルームと言われる夫婦の部屋には
独立したトイレ、洗面、シャワーがあります。
これは他のベッドルームと共用しないベッドルームを通過しないと入れないトイレ空間です。
 
バスタブの高さをちょっと測ってみました。
水抜き穴まだ約26センチでした。水抜き穴に達するとお湯が出ていってしまうので
私がめっそうでお伝えした20センチはだいたいあっていました。
 
時々 洋画に足つきの白いバスタブが出てきますよね?
これにはシャワーがないことに気づかれたでしょうか?
この見た目かわいいお風呂は、とても使いにくく
湯を溜めて洗った後、湯をぬいて出ますが
日本のように上からお湯がでるわけではないので、
バスタブにためるための蛇口に桶をかざして、そのお湯をかけ湯して石鹸を流す、という仕組みです。
 
このお風呂がある空間がけっこう広い、という記憶がおありでしょうか?
 
こちらでは風呂桶はトイレ、洗面所と一緒になっていて
そこそこの広さの中にあるため
お風呂であたたまる、というのは、かなりむずかしいです。
 
我が家の室温は20度くらいで、風呂場もそのくらいの温度です。
私はシャワーだと、シャワーをとめた瞬間が寒くてたまらないので
たいていはお湯をためています。
お湯をはっても、お湯から体が出ている部分が寒いので
寝転んで入っているので、体を洗うことはめったにありません。
石鹸で体を洗うと体表の油分が抜けるので
肌の乾燥を避けるためでもあります。
 
空気の乾燥は とてもひどくて
アクリルカーペット上での生活はとても苦しいです。
シーツを変えようとすれば、バリバリバリっと音がして、電気のバチバチはそのまましばらく続きます。
昨日、ベッド下に隠れたルーシーをからかうため、ベッド横に寝転んで
ベッドの枠を触ったら バチっ、まだ指がジジジジっとしているので
さらに触ったら3回も放電してしまいました。
ルーシーの毛はしょっちゅう逆立っています。
 
日本でも、洋式ホテルで、「乾燥する」から
濡れたタオルをかけておく、とか加湿器とかしますよね。
あれが1年中で、冬はもっとひどくなります。
 
私の静電気体質は日本でも、車が嫌いになるくらい放電していましたが
こちらだと、車を降りて
店内に入るときにドアで放電したりします。
そのまま、誰かに触ってしまった瞬間 バチっとくることもあります。
これは私だけでなく、他の人もしょっちゅうのようです。
 
どのくらい部屋が乾燥しているかっていうと
11時くらいに洗ったシーツを適当に干していて(物干しがないから)
夜には乾くくらいです。
 
風邪ですが、ひいても病院に行くことはできないので
気合しかありません。
こちらでは風邪では病院にいけません。全て予約なので
予約が取れるのはだいたい1週間後です。
 
室温20度くらいですが、外はマイナス10℃くらいなので
室内から外へ出るときにも、大きな気温差がありますし
トリミングに行った日はプラス1度くらいでしたが
昨日火曜はマイナス5度くらいで
今日はマイナス10℃です。体感温度は風のためにもっと低いので
コロンですら、外へ出たがりません。
トイレをどうしようか、と思っています。
 
マイナス5度くらいだと 最近は暖かく感じるようになりました。
 
西洋人は体のつくりが違うのか
マイナス3度もあると、半そでの人がいます。
自分が下着、セーターにコートなのに、半そで、半ズボンですごしているのを見ると
夏場、よく裸(超短い半ズボンしかはいていない)で走っている人をみましたが
暑いんだな、ってわかります。
 
ちなみにインフルエンザになった場合は病院へ行ったほうがいいんですが
この場合は救急で行くことになり、
数時間待って、診てもらうことになります。
日本と違うのは、これだと保険がきかないので、全額j払うことになり
おそらく150ドル~200ドルくらいかかると思われます。
救急車を呼ぶと1回600ドル~800ドルくらいだときいています。
アメリカはお金があるかどうかで
受けられる治療が違う国なので、しかたありません。
できる人、力のある人、お金のある人が、どんどんのし上がっていく国です。
弱者へのボランティアもありますが
それは食料をまわす、という程度で、医療が行われるかどうかは不明です。
夏場、お年寄りや病気の人に弁当を配るボランティアをしましたが
お宅へ行って、具合が悪そうでも
勝手に救急車を呼んではいけない、ということだけ教わりました。
支払いができないからです。
アメリカにはすごいものがありますが
日本がなぜ、アメリカ文化を追いかけているのかは疑問です。
全てマスコミによるコマーシャル効果なのではないかと思います。
日本に素晴らしい文化があるし、技術があるのだから
そういうのを大切にしていってほしいと思います。