うちの辺りの家事情 | ヤマガラ家のシーズー日記

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愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

前回の庭の紹介で誤解があると嫌なので
補足したいと思います。
 
東京23区で100坪・・・豪邸でしょう
名古屋市内で100坪・・・中心街なら豪邸といえるでしょう
               名古屋の場合、はしっこのほうは、かなり大きな家もあるし、
                まあ、普通にある広さだと思います。
大阪市内で100坪・・・あまり知りませんが、
              電車から見る家は小さく、お互いくっついていて
              きっと豪邸という部類に入るんだと思います。
 
そして我が家 愛知県三河地区で100坪・・・全然普通です。
三河と一言で言うと、とっても広い範囲で、私も、自分が西三河という地域で警報を見る、くらいにしか知りません。
 
我が家がどんなところかというと
 
まず、下水がありません。
ガスなんて、当然のようにありません。
 
ライフラインは水道と電気だけです。
トイレは現代なので、ぼっとん ではなく、浄化槽を各家が備えています。
うちはオール電化ですが、
火を使いたい家はプロパンです。
 
季節で野鳥は種類が変わりますが
春は庭先に「キジ」がやってきます。
カモなんて当然のようにたくさん泳いでいます(なぜか秋はどっかへ行くみたい)
白サギ、青サギ、野生の鵜なんかもたくさんいます。
鵜というのは、岐阜の鵜飼いで有名な鳥です。
春はヒバリの声が響き渡るところです。
 
家の南側の道は舗装されていない土の道で
今は雑草が生い茂っていて
1メートルクラスの蛇が隠れているので危険です。
この蛇は青大将と言われる毒のないヘビですが、
もう少し下流ではマムシが出たり、
近所の畑でヤマカガシを見たりします(毒蛇です)。
 
家の南側の無舗装の道は、
川の土手なので
家から川が見えます。
 
たくさん水鳥がいることから わかるように魚もたくさん泳いでいます。
地元の人は魚釣りをしません。
なぜなら
この水は下水と同じく
浄化槽のない家からの排水が直接流れ込んだりする川だからです。
 
川の中には日本の昔からいる亀やスッポンなんかもいます。
 
というわけで、めちゃくちゃ田舎なのです。
川の向こうは開発が進んでいて、下水もガスもきているようです。
 
川こっちは畑がたくさん残るところで
地元の人の家がでかいのも
もともと農家で
家の他に納屋(といっても建売1軒家くらいはある)があって
そこが駐車場だったり
物置きだったり、
今も農家のお宅にはトラクターのような農作業車が収納されています。
 
こんな田舎でも100坪の土地を買うなんてことは
普通のサラリーマンには荷が重いです。
なので
私たちが住んでいるところは借地です。
私たち、新しく越してきた6軒は一番小さいところが80坪くらいだったので
6軒合わせて約600坪を大家さんは持っているわけです。
大家さんのご自宅は200坪くらいしかありませんが
道をはさんだ向えのアパートは4軒しかないのに
駐車場は20台は止められるような広さがあります。
 
私たちが越してきたとき、
親戚とかがきて
車が止められなかったら、適当につかってね~と
言ってもらえるくらいの広さです。
 
散歩をしていると
普通の新しい家でもだいたい4台分の駐車場を確保しています。
それは、両親に子供ふたりといった典型的な家庭の場合
それぞれに1台必要と考えているからです。
だいたい、車がないと仕事に行けません。
 
東北の大震災で皆が軽自動車を求めた、というのも
軽なら車庫証明がなくても車が買える、という利点があったからだそうです。
そして、テレビ等でよく聞いたのは
車がないと仕事にもいけん、という声でした。
一緒だな~と思ったものです。
 
私たちが、ここに家を決めたのは
一応 徒歩可能なところに駅があるからです。
駅があるおかげで
必要なお店もその近辺にあります。
 
ここ10年から20年でものすごい開発が進んでいますが
私たちの住んでいる川こっちは
川があるために開発はすすみません。
 
のどかな田園風景が広がる地区なのです。