温州みかん、11月4日より予約販売開始致します | コクのあるデコポンを鹿児島からお届け 山上農園DIARY

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山上農園のデコポンや大将季(だいまさき)、ぽんかん等々の生育状況や柑橘類を使ったレシピ、稲作や野菜作り、田舎暮らしに関することを店長のみゆきが書き綴っています。山上農園オンラインショップは>>>> http://www.yamagamifarm.com/

今年度の温州みかんの予約販売を11月4日より開始致します。

温州みかん発祥の地、鹿児島県の長島町から、低農薬栽培で、コクのある温州みかんをお届けいたします。


温州みかんは極早生、早生など、収穫時期が異なる様々な品種が日本各地で生産されていますが、日本原産の柑橘であり、起源となる原木は当園から約4㎞の場所で発見されています。

温州みかんは、中国から伝わったソウキツまたはマンキツという柑橘の種からの偶発実生(ぐうはつみしょう)により生まれたとされています。


現在は、元々の原木の孫にあたる3代目の原木が接ぎ木され、原種として保存されています。






こちらが3代目原木。




実も成ってはいますが、あくまでも原木の保存が目的ですから、数はたくさんではないですし、小さな実がちらほら程度です(;^_^A




品種改良がされる前の元々の原木の実の味は一体どんな味なのか、ちょっとお願いして食べさせてもらえないものかなと思案中です(*^.^*)




当園の温州みかんの木と比べて考えてみると、かつて存在した幹周り1.8メートル、樹高7メートル、みかん箱30箱もの実がなったという原木の巨木の迫力は本当に凄かっただろうなあと思います。


当園の樹齢約40年の興津早生の現時点の様子です。

だいぶ着色が進んできてはおりますが、これからじっくり、じっくりなるべく樹上で完熟させ、食味テストと、今年度から導入の光センサーでの糖酸値測定を経てから、12月中旬頃の発送を予定しております。




低農薬栽培ですので、果皮に若干の傷はありますが、水っぽくない味が濃い目なみかんです。

最近は極早生品種など、各試食コーナーで食べてみると、どうも味の薄いみかんが多いように個人的には感じています。

我が家のみかんを試食して頂いた方々からは、『みかんの味がする!』という一番当然でシンプルなコメントが返ってくることが多いのですが、その当然過ぎると思える一言が嬉しいものです。

3歳の息子が木の近くを通る度に美味しいと言って既にパクパク食べて試食してくれておりますが、まだまだ急がず、じっくり完熟させていきます。




温州みかん発祥の地からお届けする山上農園の温州みかん。

お陰様で毎年完売と好評をいただいております。

なるべくお早めのご予約をよろしくお願い致します。