今節も私はファジアーノ岡山のアウェイ観戦。今回は日帰りで名古屋へ向かい、新しくなったパロマ瑞穂スタジアムに足を運んできました。

午前中、早く名古屋に着いたので、大河ドラマ「豊臣兄弟」ゆかりの中村公園をしばし散策




太閤、大納言のご利益を得、その後現在徳川美術館で開催中の大河ドラマ展を鑑賞



ちょうどタイミングよく、鑑賞できてよかったです。

豊臣兄弟の歴史に触れ、いざ今回のメインの目的地である瑞穂へ。


最寄りは瑞穂運動場東駅、駅構内はグランパスロードとなっており、グランパス一色。





そんな最寄りから歩くこと、10分ほど、今回のアウェイ決戦の舞台、パロマ瑞穂スタジアムが見えてきました。



「ああ、前に来たときも、こんな感じの場所だったな」うっすらと記憶が蘇る私です。


前回ここに来たのは2017年、グランパスがJ2だった年の開幕戦でした。あれから随分時間が経ったものです。


パロマ瑞穂スタジアムは、2026年秋に開催されるアジア競技大会・アジアパラ競技大会のメイン会場にもなることから、大規模な改修が行われました。



2021年から建て替え工事で休場し、2026年4月19日のアビスパ福岡戦が新しい瑞穂のこけら落としとなり、まさに改修ほやほやのスタジアムです。


試合開始まではまだ3時間ほどでしたが、スタジアム周辺はすでに多くの人で賑わっていました。





瑞穂はグランパスサポーターにとっては、まさに聖地帰還という感覚なのでしょうね。


瑞穂は、グランパスにとって特別な場所で。Jリーグ開幕の1993年は瑞穂公園ラグビー場を使用し、翌1994年から瑞穂公園陸上競技場をホームとして使ってきました。つまり瑞穂は、Jリーグ草創期からグランパスの歴史を刻んできた場所というわけです。



このパネルが示す通り、グランパスの歴史は瑞穂と共にあるといっても過言ではありません。


クラブがこの地を「聖地・瑞穂」と呼ぶのもよく分かります。そこには、勝った試合も、負けた試合も、優勝も、悔しさも、すべてが積み重なっている、まさにそんなスタジアムがグランパスサポーターにとっての瑞穂なんでしょうね。


改装したパロマ瑞穂スタジアムのスタジアムのピッチの全容を見ようと入場手続きを終えた私は、スタジアム内へ。



いやー、旧瑞穂の陸上競技場からは様変わりしてますね。凄い立派なスタジアムになってます。


それもそのはず、新しい瑞穂の特徴は、まずその規模と快適性にあります。約3万人収容人数に、全席屋根付き、そして車いす席も約300席も設置されています。


陸上競技場として整備されながら、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどにも対応する国際規格のスタジアムになっているのも特徴です。


ピッチの近さで言えば、サッカー専用スタジアムには及ばない部分はあるのかもしれません。でも、見やすさ、屋根付きの快適性、イベント対応力という点では非常に考えられた造りだと感じました。


特に印象的だったのは、MIZUHO-LOOPと呼ばれる8の字型の回遊路。スタジアムと公園をつなぐ外周のコンコースとなっており、試合がない日には市民に開放され、ランニングやウォーキングにも使えるらしいです。

旧来の「試合の日だけ人が集まる施設」ではなく、日常の中にスタジアムを組み込もうとしていることがうかがえます。外観も「空」「森」「大地」を意識し、公園と調和するデザインになっているとか。


つまり、パロマ瑞穂スタジアムは単なる競技場ではなく、公園一体型のスタジアムとして再整備されたというわけです。


ここで、どうしても岡山のことを考えてしまいます。ファジアーノ岡山も、今まさに新スタジアムの議論が続いています。


J1定着、チケット完売、動員増。クラブが次の段階へ進めば進むほど、スタジアムの問題は避けて通れない問題です。


ただし、新スタを語るときに大事なのは、「ファジアーノのためのスタジアム」だけで語らないことだと私は思っている。その理由は、ファジのためだけだと、公費投入の説明が弱くなる部分もあるからです。


必要なのは、岡山県民・市民の日常にも開かれたスタジアムとして語れるかどうかだと思っています。


試合の日はスポーツ観戦の場、試合のない日は、ウォーキング、ランニング、散歩の場。公園として、日常の居場所になる場所。今回の新しい瑞穂は、その一つの実例だと思いました。


もちろん、これは陸上競技場型のスタジアムであることが前提です。ファジアーノサポーターとしては、やはりこれまで各地で見てきたような、ピッチが近く、臨場感のあるサッカー専用スタジアムへの憧れはあります。


ピースウイング、パナスタ、サンガスタジアムなど、専用スタジアムの近さと熱は、やはり特別なものがあります。


だからこそ、瑞穂がそのまま岡山の理想形とは思いません。ですが、、陸上競技場を現代化するなら、ここまで考えられるという意味では、大いに参考になるのではないかと、思いました。


そして、屋根ですよね。やはり屋根は欲しい。


雨の日でも屋根があれば、来場意欲が落ちにくいし、夏場の日差しをどこまで避けられます。そして何より屋根による反響で応援の音の響きも変わってきますからね。


スタジアムに行くかどうかは、熱量だけで決まるわけではないのも事実ですから。家族連れ、高齢者、子ども、ライト層ほど、快適性はとても重要だと思うので。


ファジアーノがJ1に定着し、動員増を続けるなら、次に問われるのは、「行きたいけど行きにくい」をどこまで減らせるかだと思っています。


「そういう意味では、屋根は、その象徴の一つだろうな」、そんなことを考えながら、スタジアム周辺をしばし散策。


スタグルも賑わっています。



今回私は、グランパスバーガーと富士宮やきそばをいただきました。





美味しかったです。


試合前のスタジアムで食べるスタグルは、それだけで遠征の楽しみ。


そして、この日はファジ丸も参戦



馴染んでます(笑)


腹ごしらえを終えた私は、再びスタジアムへ。スタンドの空気は、少しずつ試合モードへ。





グランパスにとっての聖地、その新しくなった瑞穂で、ファジはどんな試合を見せてくれるのか?


スタジアム探訪編はここで一旦終了し、続きは、決戦、新瑞編に譲りたいと思います。