アルテリアの山神日記 -5ページ目

みちのくダービー快勝!!

モンテディオを応援された皆さん、お疲れ様でした


J1初のみちのくダービー、最高の勝利でした






試合開始早々、勝のスーパーゴールで先制


GKから離れていくきれいに巻いたシュートで、あれはGKもノーチャンスでしょう



しかし、リスタートから失点すると前半は苦しいゲーム展開になりました


スペースをうまく使われ、中盤の攻防で守勢に回ってしまった印象でした


また、トップの収まりが悪く、前半はなかなか良い形が作れませんでした


ただ、結果的にそういった状況の中でも、アルビ戦の二の舞を踏むことなくイーブンで前半を折り返せたのは大きかったと思います



後半に入ると、仙台の右サイドを完全に崩して、2ゴール


ショートカウンターが見事に決まりましたね



それから、CKからの宮本の神クリアも大きかったですね


あそこで再同点とされていたら、また違った展開になった可能性もあったでしょう



総じて見ると、ディフェンスは安定していたのかなと思います


リスタート以外はそれほどやられそうな感じはなかったし、仙台はパクソンホ、中原を入れてからは蹴ってくるだけの単調な攻撃になっていたので、守りやすくなったような気さえしました


前半からフェルナンジーニョがうるさかったので、逆にパワープレーに切り替えたことで彼の良さは消えてしまったように感じました






試合終了後、選手たちがバクスタに挨拶に向かう際にセンターサークル付近で、G裏に向かって「やったぞ!」と言わんばかりの大きなガッツポーズを見せた宮沢


それくらい強い気持ちを持ってダービーを戦ってくれたということを改めて感じました


大観衆の中でのゲーム、勝利以外は許されないゲーム、大きなプレッシャーがあったと思います


その中でもしっかりと結果を出してくれた選手たちの逞しさを感じるとともに、選手たちには感謝の気持ちでいっぱいです






昨日は勝利という結果はもちろん嬉しかったのですが、それと同じくらい嬉しかったのがスタンドが青に染まったということです


これまでのダービーはスタンドの半分をベガルタに占拠され続けていました


その度にやりきれなさを感じ、ホームの雰囲気を作ることができずに選手たちには申し訳ない気持ちをいつも感じていました


しかし、昨日の青一色となったスタンドを見て、すごく感動しました


山形でもこれだけホームの雰囲気をもったダービーができるようになったということが本当に嬉しかったです



これを一過性のものとすることなく、これからもこういったホームの雰囲気をいつも作れるようにしたいですね


みちのくダービー

明日はJ1初のみちのくダービーですね


そのダービーの対戦成績は一般的には6勝13敗12分と言われています


もちろん、この数字も間違いではないのですが、過去のダービー全ての勝敗はどうなのだろうと思い、調べてみました


調べたといっても、だいぶ前に調べたんですけどね…



それでは、全戦績です


年___大会___結果___得点者

1989 *01 ○1-0 不明

1991 *02 ○3-1 仁木俊雄・広沢憲二・会田健洋

1991 *02 ○2-1 佐々木一真・広沢憲二

1992 *02 ○1-0 広沢憲二

1992 *02 △0-0

1992 *03 ○3-1 不明

1993 *02 △1-1 不明

1993 *02 ○3-2 不明

1993 *04 ○4-2 金子洋之・仁木俊雄・ジョンギョング・広沢憲二

1993 *03 ●0-3

1995 *05 ○5-0 高橋健二2・アンジェロ2・広沢憲二

1995 *05 ●2-3 広沢憲二・アンジェロ

1995 *03 ★2-2 不明・広沢憲二

_______________3PK4

1996 *05 ●0-1

1996 *05 □3-2 ジョンミョンギ・アンジェロ・広沢憲二

1997 *05 ○3-1 マルキーニョ・若松大樹・シジクレイ

1997 *05 ○3-1 アンジェロ・塩川岳人・マルキーニョ

1998 *05 ★1-1 若松大樹

_______________4PK5

1998 *05 ■1-2 佐藤由紀彦

1999 *06 ○3-2 真下佐登史・平間智和・岩元洋成

1999 *06 ○2-1 真下佐登史・バウテル

1999 *06 △0-0

1999 *06 △1-1 平間智和

2000 *06 ●1-2 佐藤淳志

2000 *06 ●0-1

2000 *06 ■1-2 堀井岳也

2000 *06 ●1-2 根本亮助

2001 *06 △2-2 鷲田雅一・佐藤悠介

2001 *06 ●0-2

2001 *06 ●1-2 西山哲平

2001 *06 ●0-2

2004 *06 △0-0

2004 *06 △1-1 小林久晃

2004 *06 △2-2 オウンゴール・星大輔

2004 *06 ●0-2

2005 *06 ○1-0 秋葉勝

2005 *06 △0-0

2005 *06 △0-0

2005 *06 ●0-2

2006 *06 ●0-3

2006 *06 △1-1 内山俊彦

2006 *06 ○1-0 内山俊彦

2006 *06 △0-0

2007 *06 △3-3 小原章吾・豊田陽平・宮沢克行

2007 *06 ●0-2

2007 *06 △1-1 北村知隆

2007 *06 △1-1 財前宣之

2008 *06 ●2-3 秋葉勝・長谷川悠

2008 *06 ○3-0 宮沢克行・石井秀典・長谷川悠

2008 *06 ○1-0 豊田陽平

2010 *07

2010 *07


大会名は都合により記号で表しましたが、各記号は以下の大会を示しています

*01:東北社会人サッカーリーグチャレンジマッチ

*02:東北社会人サッカーリーグ

*03:天皇杯全日本サッカー選手権大会東北予選会

*04:全日本社会人サッカー選手権大会東北予選会

*05:旧JFL(ジャパンフットボールリーグ)

*06:Jリーグディビジョン2

*07:Jリーグディビジョン1




一応、調べた分はこれで全部ですが、これ以前の対戦やここに書いている以外に天皇杯や全社で戦っているかもしれません


これ以外に対戦したことがあるのを知っていたり、得点者が不明の部分を知っている方がいましたら、教えてください




さて、調べた限りでは実にこれまで50試合を戦ってきました



記念すべき初対戦は(おそらく)1989年、平成元年です


その時の大会は「東北社会人リーグチャレンジマッチ」でした


これはどんな大会かと言うと、東北地区の各都道府県リーグで優勝した6クラブが東北リーグをかけて争ったゲームだったようです


6クラブは2組に分け、NEC山形(現モンテディオ)、東北電力(現ベガルタ)、秋商クラブ(現在も秋田県リーグ所属)が同組でした


NEC山形が2勝し、東北リーグ下位の呉羽化学(現クレハ、福島県リーグ)との入替戦に進出すると、このゲームも勝利し、一足先に東北リーグ昇格を決めました



この一戦から始まったみちのくダービーは、対戦成績を大会別に分けると、次のような戦績になります


その他:3勝2敗0分

東北:4勝0敗2分

JFL:4勝4敗

J2:6勝12敗13分

J1:0勝0敗0分

―――――――――――

通算:17勝18敗15分




ほぼ互角の成績ですね


J2での対戦だけ大きく負け越してますが、2000・2001年の間の0勝7敗1分の影響が大きいためで、仙台がJ2に降格した2004年以降の対戦は、4勝5敗10分と拮抗しています





いよいよ明日の夜、日本のトップリーグでの初のダービーですね


これまでのダービーでもそうだったように、ダービーは互いの意地がぶつかり合うゲームですから、明日も一筋縄ではいかないでしょう


だからこそ最高のサポートで選手たちを後押しし、勝利に導けるように頑張りましょう!


お願い