過去の自分を超えるのは難しい
先日、監督の契約更新が発表されましたね(先日といっても結構前ですが…)
シーズン中から、正直来季の契約はよくて半々くらいかなと思っていました
契約更新濃厚の報道があっても俄に信じられませんでしたが、結果的に杞憂に終わってホッとしています
モンテの歴代最長タイとなる4シーズン目も「前へ!」進んでくれることを期待しています
さて、今季も見事に残留を果たし、昨季よりもステップアップを見せた山形ですが、昨季と比べると勝点で+3、順位で2つの上積みができています
それほど大きな差ではないですが、J1の2シーズン目で前季を上回る成績を残すことはすごいことだと思います
初昇格から2季目の戦いというのは本当に難しいものです
シーズン前によく聞かれた「2年目も同じ戦い方は通用しない」という常套句がその理由でしょう
事実として、J2から初昇格を果たした山形以外の9クラブ(厳密にいえば札幌は2度目の昇格)のうち、過半数の5クラブが2年以内に降格しています
逆にそれ以外の4クラブは、ある一定年数J1定着を果たしています
新潟は来季で8季目、大宮は来季で7季目を迎えます
降格となってしまった東京は11季在籍していたし、昨シーズン降格した大分も7季在籍していました
つまり、2季残留したクラブは、比較的長い間J1に定着することができると言えそうです
最後に初昇格から2季の各クラブの順位を比べてみます
川崎 2000 16位(降格)→2001 J2
東京 2000 07位→2001 08位
札幌 2001 11位→2002 16位(降格)
仙台 2002 13位→2003 15位(降格)
大分 2003 14位→2004 13位
新潟 2004 10位→2005 12位
大宮 2005 13位→2006 12位
甲府 2006 15位→2007 17位(降格)
横浜 2007 18位(降格)→2008 J2
山形 2009 15位→2010 13位
山形以外の9クラブ中、2クラブが1年で降格、4クラブが前年より順位を下げ、順位を上げた3クラブもすべて1つ順位を上げるに留まっています
よって、2つの順位を上げた山形は史上初ということになります
今シーズンの山形の戦いが、いかに素晴らしいものだったかがわかりますね