昨日は暑かった、耳鳴りゼミが鳴きだした

夕飯時に今鳴いている虫なに?と妻が言う

なんにも鳴いていないよと、私

ほら、いま鳴いたでしょうと、妻

何回かのやり取りの末、外に出る

ほんとだ鳴いている、これはニイニイゼミだよ

俺の耳鳴りと同じ音だから、耳鳴りゼミともいう?

それにしても早いな 梅雨明けまだなのに

そして今日も、耳鳴りは続いている

セミ本人に会いたくなって

庭に出て草むらの木々を探す

居た! おまんが鳴いていたのか

俺の耳には「岩にしみ入る蝉の声」にはならない

芭蕉も耳鳴りを持っていたかも?

「耳鳴りや ニイニイゼミの 鳴く声か」

「耳鳴りや 骨にしみ入る セミの声」

セミの奴 俺をみつけて

耳鳴りゼミはないだろう・・・とジロリ

よく見るとセミの目玉、五つあった

両端にこぼれまなこの様な、立派な目玉二つ

その中間にセンサーの様な赤い目玉が三つ

来週は、年一回の耳鼻科に行ってこようかな?