高野苺先生「orange」が4月12日発売の第7巻で完結した。
松本はその舞台、いわゆる聖地巡礼である。
4月23日土曜日 新宿
8時ちょうどのあずさ5号
やっとの思いで到着した城山公園展望台は周囲300度が開けていて、まるで松本の箱庭を自身の手にしたかのよう。
一見の価値あり。
街の中心・ナワテ通りに戻り(徒歩)、気になっていたグルメ。
歩いてあがたの森公園へ。
最後の目的地、これを見たかった!
今度は正しいバスに乗ることができ、19:00松本駅着。
結果、10kmほど歩いた松本。
いわゆる聖地巡礼、初めてだったのだが、非常に趣があって楽しかった。とても一日では回り切れない。
桜も、ぼんぼんも、紅葉も、雪も見てみたい。
松本には博物館や美術館、温泉、歴史の遺構もあるため、宿泊も含めた数日間の観光を推奨する。
(レンタカーやレンタサイクルの利用も強く推奨する。)
「orange」は高校1年生時アニメが放送され、全13回録画して、欠かさず観た。
後に、配信サービスを用いて実写映画も観た。
それ以来、殆どご無沙汰だったが、春、有楽町にて原画展が開催される事を知り、何か運命のようなものを感じた。
そして、原作をまとめ買いした。
当時の記憶が蘇った。
愛しさを感じて、微笑んだ。
苦しさを憶えて、泣いた。
私も楽しかった思い出や変えられない後悔を思い出した。
「26歳になった私には、後悔している事がたくさんあります」
高校二年生の春 10年後の自分から 一通の手紙が届いたー。 長野県松本市を舞台にした、眩しいほどの青春SFラブストーリー。
高校二年生の春、 菜穂の元に10年後の自分から1通の手紙が届いた。
そこには、これから起こる未来の出来事と、自分とは同じ 「後悔」 を繰り返さないためにとるべき行動が書かれていた。
初めはイタズラかと思ったが、書かれている事 が次々と起こるので次第に手紙を信じるようになっていく菜穂。
そしてこの手紙の目的が、 同級生の翔を事故死から救うためだと知り、菜穂は翔を失わないために、自分を変えて未来を変えようと努力していく。
「失わない未来」 のために、臆病な自分を変えていくー!!
※公式サイトより引用