土星に潜むオリオン・ハイブへの発信キューブなどのテクノロジーはすべて解体された!

【2022年2月19日】

・「土星にあるものは、今やアライアンスのものです。そこにあった技術、そして最近私たちがネブから押収した技術は、この太陽系全体を吹き飛ばし、時空間の構造に大きなダメージを与える可能性がありました。それは隠された武器であり、私たちはそれを押収しました。これはネブが追い出されて、太陽系が解放されたときに私たちが取った行動です。

 

ネブによる地球の月からの低周波の信号もなくなる

・紀元前5万年頃、ネブはこの太陽系にいくつかの前哨基地を持っていましたが、紀元前2万6000年に銀河間連合の介入により追い出されました。ネブの技術は解体されましたが、多くの機器はそのまま放置され、忘れ去られました。その後1940年代になって、ネブがこの太陽系に戻ったとき、彼らは古代の技術を発見し、再活性化させたのです。

 土星の装置は、オリオンハイブにつながる信号を発信するキューブでした。その信号は、ルナ(地球の月)にある二つ目の小型の装置にも送られました。ルナの装置から、大量の低周波が地球に送信されました。そして、2021年、ネブがこの太陽系から追放されたとき、彼らのテクノロジーは全て同盟国に没収され、解体されたのです。

 

ディープ・ステートの心理作戦としての「アシュタール」、「サナンダ」、「サンジェルマン」など

・目覚めた人々が団結すれば、ディープ・ステートにとっては「ゲームオーバー」となってしまいます。こうした偽のシナリオをよりよく定着させるために、CIAは外見的に魅力のある人、宗教的人物、神話などをハイジャックしました。こうした心理作戦のヒットパレードには以下のようなものがあります。

 

フラットアース理論。さあ……こんなくだらないものに時間を無駄にしました、私たちは無知の暗い中世には二度と戻りません。

 

 アシュタール、サナンダ、サンジェルマンなどの偽の「宇宙の支配者」――退行的な地球外生命体とディープ・ステートだけが、自分たちを優位に立たせるためにこうした肩書きを使います。ポジティブな地球外生命体は、私たちが彼らより劣っていると考えたり、彼らを崇め、理想化したりすることを少しも望んでいません。彼らは決して「何々の主」として私たちに姿を見せることはありません。これまで何度も説明したように、アシュタールには「アシュタール同盟(闇側)」と「アシュタール銀河司令部(光側)」という二つの組織があります。最近では、後者は自分たちの意思で地球人と直接コミュニケーションをとることはありません。1977年のヴリロンのテレビ演説や、ごく少数の個人のコンタクティなど、例外はありますが。アシュタール銀河司令部は、銀河連合に所属する軍事傭兵組織です。木星の大気圏上層部に「シャア」(惑星都市)と呼ばれる巨大な前線基地を持っています。

 

光の銀河連合という組織はありません

・「光の銀河連合」について。少なくとも私が知る限り、銀河系で「光の」「闇の」と名乗っている組織はありません。銀河連合の本当の名前は「オラア・ナタル・シャリ」と言います。

 

地球乗っ取りの危機!ネブによって大量生産されたグレイ・ハイブリッドの脅威

・ネブ・グレイは最悪な欺瞞者ですが、非常に重要なことを私たちは知る必要があります。私たちが再び彼らを迎え入れなければ、彼らが戻ってくることはないということです。私たちの同意がなければ、彼らは無力なのです。

 

・1955年、MJ12とネブが公式に接触し、協定を結んだ年から、私たちは教訓を得ました。彼らは、世界を侵略しようとするときはいつもそうするのですが、住民の同意を求めます。彼らはまず、自身に従属するゼータ・レチクルの小さなグレイを送り、助けを求め、自分たちの種族が絶えつつあるゆえに、自分たちと人間のDNAが一致すると言われているからアンプルを集めたい、と。

 

・1955年にネブと影の組織の間で交わされた契約書では、彼らを受け入れ、彼らに地下施設を与えることを認めています。その契約条件の一つに「私たちはあなた方に干渉しないから、あなた方も私たちに干渉しない」というのがあります。囚人や精神病院の中から選ばれたとされる「数少ない」拉致被害者は、あっという間に指数関数的な数に上りました。

 

・契約が締結されると、「ボス」たちが動き出してしまいました。ベテルギウス・エバン率いる「オリオン・ネブ」とその仲間である「メイトラ」「マイトラ」「キリー・トクルト」です。時すでに遅し、ゲームオーバーでした。地球人類は二度とこのような罠にははまってはいけません!!

 

プライム・ディレクティブ(最優先指令)が修正され、銀河連合が介入できるようになった!

・2022年5月18日、私はある船に招かれ、銀河連合最高評議会のメンバーと会いました。そこで私は、「プライム・ディレクティブ(最優先指令)」が修正の最終課程にあることを聞かされました。ネブ・ハイブリッドの問題に終止符を打つようになる具体的な条項が入った文書が作成される予定です。

 

地球派遣プログラム

ヴォイドを支配するものは、多次元宇宙全体を支配する――それこそが「オリオン戦争」の目的だった!

・トラベジウム・スターゲイトは、実際には非常にユニークです。それは、他のポータルではいけない場所に行けるダブル・トロイダル渦になっているのです。その構造上、時空の構造を歪め正しい鍵を持っていれば、そこから飛び出すこともできます。時空を超えて、「ヴォイド」と呼ばれる場所へ行けるのです。「ヴォイド」を支配する者は、多次宇宙全体を支配することになります。それこそが、オリオン戦争の目的だったのです。卑劣なオリオン戦争があれほど長く続いたのは、そういうわけです。

 オリオンのトールグレイ種族はそれぞれ独自のハイブ意識構造を持っていましたが、後に地球規模のハイブ集合体として統合されることになります。これが、ネブがオリオン・ハイブ・コレクターと呼ばれる所以です。オリオン・ハイブ・コレクターは、「マスター」「ドメイン」「ドミニオン」のいずれかに訳すことができます。

 

ワクチンに含まれるAI寄生虫が電磁場(EMF)の活性化を通じて、人類をオリオン・グレイのハイブ・クイーンに接続することになっていた!

・ベテルギウス星のエバン族、ミンタカ星のグレイル族、ベラトリックス星のインドゥグトゥク族という、最も技術的に進んだ者たちがネブを率いていました。エバン族は帝国の最高責任者となりました。また、ゼータ・レチクルのクローブ星人や白鳥座のソリプシ・ライの一派など、異なる種族のスモールグレイがオリオンネブ帝国に吸収され、使用人として使われるようになりました。

 

・しかし、話をオリオン座に戻すと、成長したネブ帝国が攻撃モードに切り替え、次々と世界を征服し、住民を奴隷にし、あらゆる資源を略奪し、オリオン大星雲の周辺を支配し、行く手にあるすべてのものを破壊または同化することで大星雲に向かって進行していったときに、大きなトラブルが発生したのです。当時、ネブを撃退できる軍事力を唯一持っていたアヌンナキは、とっくにいなくなっていました

 

・ネブ帝国の脅威にさらされた住民たちは、抵抗するために連合を結成し始めました。この連合はアルニタク星系、ベテルギウス星系、メイッサ星系を中心としたものでした。反乱の火がついてのは、エバンの故郷であるベテルギウス星系です。そこにある文明がありましたが、住民の反抗に対する見せしめとして、エバンによって惑星が爆破されました。しかし、その惨状を目の当たりにしても、生き残った反抗者たちの心は折れませんでした。

 

・この反乱軍の獰猛な小集団は、「将軍」として記憶されたアカンと呼ばれる戦争指導者の下で、オリオン座全体で自分たちの大義のために結集しました。こうして「ブラック・リーグ」は誕生したのです

 

戦場と化したオリオン座で長老たちが9種族評議会を組織し、事態の収拾をはかる!

・事態はとてつもなく過熱し、オリオン星雲一帯が戦場と化しました。その時、ブラックリーグに呼び出され、さらに戦争に手を貸すことになったのが、9つの進化した文明を集めた古代アルニラム評議会でした。

 

・早くもネブの状況に圧倒されたオリオン座9種族評議会は、度重なる困難に耐えました。また、彼らはブラック・リーグの反乱軍に戦闘の霊術を訓練することを決め、アルクトゥールズ出身のオホライ族が生み出した、「ジェダイ」の術に酷似した技である「ドーミ・ドールー」を導入しました。実は、『スター・ウォーズ』というソフト。ディスクロージャー映画に影響を与えたのは、このオリオン大戦だったのです。

 

オリオン戦争、ブラックリーグ、5種族評議会、地球派遣プログラムとは?

・心配されるネブ帝国の拡大について、エルマヌクは9種族評議会の活動範囲を銀河系全体に拡大することを提案しました。この宇宙の密度をより早く上げるために、時空間のz周波数だけに働きかけるのではなく、オリオン座の9種族評議会が銀河中のネブに対する他の抵抗勢力を訓練することを提案したのです。

 

一方、トラペジウム星団を支配したネブは、同星団を現地の聖杯言語である「キューブ」を意味する「カーバ」と改名しました。この名前は今日に至るまで、銀河系に恐怖を与え続けています

 

魂の故郷・惑星マトリックス、スターシードについて、また、地球への転生に求められる特別な血統とは?

・「スターシード」という名前は、個人的な理由で別の惑星のマトリックスへの転生を経験することを選んだ全てのイズビー(意識)に適用されます。この決断が特定の使命を持った共通の計画の一部である場合、スターシードは、「エンヴォイ(派遣者、転生者)」と呼ばれます。

 

5種族評議会のアナックスからのメッセージ――ネブ帝国に対抗して「ブラックリーグ」が結成された!銀河系から何十万の人が人類解放のために地球に来ている!

・今、テラでは周波数が変化している最中で、新たな使者が相次いで記憶を活性化し、完成した状態でやって来ているのです。周波数の低い人工マトリックスは、昨年、不活性化されました。テラの月、ルナにある装置は銀河連合に奪われ解体され、あなた方が土星と呼ぶ惑星にあるオリオン・ハイブ・クイーンへの中継装置も解体されました。あなた方の星系は解放されたのです。あとは地球人が自分たちの世界の主催者として立ち上がるだけです。

 

スターゲイト――神話の起源

・スターゲイトは実在するようです。スターゲイトは正式に科学によって認識され、秘密宇宙プログラムによって広範囲に利用されています。

 

ポータル、スターゲイト、ジャンプドア、ワームホール、ブラックホール

・これらの用語はそれぞれ、少し分かりにくいかもしれません。実は、これらの用語は、ワームホールを除けば全てポータルと同義なのですが、もう少し詳しく見てみましょう。

 ポータルとは、本質的に、別の場所、別の時間、あるいはその両方へ「ジャンプ」またはテレポートするための閾値を意味します。ポータルは、粒子の直線的な物理的輸送を伴わない量子的な飛躍です。輸送というより、むしろ移動と言えます。

 

・スターゲイトは、長い星間距離、他の銀河、他のタイムライン、および並列次元への転送を可能にする、適切なポータルサイトで、人工的に作成することもできます。

 

・ジャンプドアは、ポータルに分類されますが、この用語はむしろ惑星間輸送など、資源や物資の短距離輸送を可能にする人工的なテレポート装置の意味で使われます。

 

・ブラックホールは、ワームホールとは別物です。ブラックホールとは、光が抜け出せないほど強い重力場を持つ天体を意味します。

 

・ワームホールは、特異点のないブラックホールです。その名の通り、時空連続体の中を近道して進みます。

 

木星の背後にあるスターゲイトは、何十億年もの間、様々な宇宙からの訪問者に利用されてきた!

・地球が、この太陽系のどこよりも多くのスターゲイトを受け入れている場所であることを知っていても、何ら驚くことはありません。実際、地球は常に関心の的となっている場所なのです。木星のすぐ後ろに位置するスターゲイトは、以上に大きな自然のスターゲイトです。強力で完全に安定していて、何十億年もの間、数多くの様々な宇宙からの訪問者に利用されてきました。

 

自然発生的なポータルの使用に関する銀河法では、ポータルは中立的な物体であり、誰もその所有権を主張してはならないことになっています。オリオン大星雲の天然スターゲイトの支配権をネブが主張したことで、オリオン戦争が始まったのはこのためです

 しかし、この法律は人工的に作られたポータルには適用されず、ポータルはそれを作った人が所有します。

 

木星は人が住めない惑星です。そのため、木星の軌道は非常に混雑していて、多くの衛星が異なる文明のための貿易前哨基地として機能しているのです。自然の電磁場があるガニメデは、木星の衛星の中で最もインフラや前哨基地の建設に適していて、そのほとんどが地表下にあります。銀河連合、アンドロメダ評議会、5種族評議会などのアライアンスはガニメデに多くの施設を保有していますが、それは銀河間連合も同じです。こうした前哨基地の多くは社交的な立場にあり、スターゲイトの往来を通じて貿易業も営んでいます。

 

 

 

『宇宙が残した最後の謎』

南山宏  廣済堂文庫  2001/11

 

 

 

<空中都市が建設されていた>

『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話とヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。

 

完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。

 

・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。

 

・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。

 

・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。

 

・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。

 

・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。

 

<サブハー(空中宮殿)>

・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。

<超大海中都市で起きた戦い>

ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。

・インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。

 

・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。

 

・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。

 だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。

 

・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。

 

<ミサイルが全てを焼き尽くす>

魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

 

・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。

 

・魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。

 

・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。

 そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。

 

・マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。

 

・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。

このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない。

 

 

 

『銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間』

ヴラド・カペタノヴィッチ   徳間書店  2010/6/30

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

<兄弟愛から地球を訪れるアプ星人との出会い>

・二人とも、なで肩で背が高く均整のとれた体つき。着ているものといえば、体にぴったりと密着した、奇妙な色の極薄ニット・ウエア。なんだか、アザラシの濡れた肌のような風合いです。巨大なレンズ豆に似た堕円形の物体、マシン。

 

<長身のアプ星人には、全民族の特徴の融合が見られる>

・彼らは長身でした。ですが、背丈からどこの民族かを特定することはできません。唯一の特徴といえば、なで肩と大変均整のとれた体つきです。彼らは、地球上の全民族の特徴が融合されたようなルックスだといえました。

・顔の形はアラブ人に似ていましたし、目はモンゴル人です。鼻はスカンジナビア風で、顎はインド人のような印象を与えました。また、肌の色は明るいバラ色です。

 

<銀河系外にあるアプ星>

・「数十億年前に、アプ星人が原子を最小微粒子に分解して以来のことよ。この業績のおかげで、私たちは、最も崇高な力を手に入れることができたの。例えば、不死、プラスイオンの制御能力、その他にもたくさん・・・」

 

・重力除去能力で巨大な石も運んでしまう。アプ星人は太古より人類を見守って来た。イエス・キリストも地球を陽性化したアプ星人の一人だった!

 

・「宇宙現象のせいでアプ星人が地球に通いにくくなってから、地球時間で5億年という年月が流れた。少し前から、つまり20世紀初頭から、地球が属している銀河は陽性のゾーンに入った。

このゾーンは私たちの船や浮遊都市の航行には好都合なんだ。もし僕たちが何の問題もなくここに来ることができていれば、地球生活の多くの問題は既に解決されていたんだよ

 

・国連創設の背景にアプ星人のバックアップがあった。ルーズベルト大統領にもアプ星人の働きかけがあった。エッセネ派の拠点クムランは、太古アプ星人の科学研究所だった!

 

<スクリーンに映されたペルーの未来の大惨事>

・引き続き、数多くの銀河誕生の発端となったアプ星の爆発以降、この地域で過去に発生した大災害の様子が次々と映し出されました。タイム・スクリーンによる過去の映写が終了すると、今度は、今後この地方が晒されることになる天変地異の投影が始まりました。

 

  


『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版)1991/8

 

 

 

<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船>

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ

 

 

 

 

 

(2023/5/9)

 

 

『銀河史 【下】』

ベテルギウス民族とオリオン帝国

先端技術研究機構  ヒカルランド 2023/4/11

 

 

 

・地球脱出(エクソダス)の準備――50億年を生き抜くための準備をせよ。その昔、モーゼがユダ族を率いてエジプトから脱出したのが運命(因縁)の始まりだが、その過激な運命が最後の最後まで続く、それが聖地・龍神島民族の特徴なのである。聖地民族に付きものなのは「エクソダス」であり、定住先を求めて宇宙を放浪することは主人公民族に課せられた「宿命」である。

 

下巻あらすじ

・我々の銀河系は、48万年前から12万年前まで続いた「銀河連合時代」を築き上げた中核的存在「プレアデス連合」の消滅とともに一度解体され、その中心勢力は、創造主セザナ神が直接管理する「アリニラム政権」へと移行した。

 創造主の腹づもりは、前座文明を築いた26音言語民族から、本命の57音言語民族へと主権を交代させることであった。そのための橋渡し工作も行うはずが、残念ながら、肝心要の本命民族(57音言語民族)の機根度(文明度)が上昇せず、銀河人と対等に渡り合えるレベルに育っていなかった。

 

・創造主セザナ神には、抱えていた大きな問題が二つあった。

 一つは、創造主ヒューマノイドからなる「アリニラム軍」が個々の人間を育てられず、銀河人をうまく統括することができなかったことだった。銀河人達は、アリニラム軍の兵士のことを「レプタリアン(冷血動物)」と称して軽蔑した。

 もう一つの問題は、天体磁場圏(気の粒バイオン)に、死んだ人間の成仏意識を入力する余地スペースが物理的になくなってきたことであった。大量の神意識を整理することが必要だった。

 これらの解決策として、創造主が神界へ恐怖体制を敷き龍神を起こしたところ、神々が委縮してしまい、その本来の仕事である「人間誘導」をすっかりやめてしまった

 人間生命は、皆神々に育てられてきた。いまさら創造主や龍神による絶対的支配体制へ戻しても、全体にとっては逆効果、つまりセザナ神の政策が完全に行き詰まってしまったのである。

 

・そうして最終的に創造主がたどり着いた結論が、あの恐ろしい「決断」――いまから2万年前に行われた、人間王国(高天原創造主世界)史上類例を見ない「銀河人の大虐殺」の敢行であった。

 天の川銀河人類381部族のうち、結局、生き残った人類は、地球人も含めた非文明国の21部族のみになった。

 

これによりセザナ神は、高天原創造主世界の創造主裁判を受ける身の上となった。

 その結果、我々の大宇宙(メシアA球)には、「お家取り潰し」の決定が下された。つまり、決められた運動寿命の途中で、大宇宙ならびにセザナ神自身の存在を「強制終了」させられることが決まったのである

 そしてセザナ神に残された最後の仕事は「次世のソロジン(創造主)を即刻聖地に誕生させること」となった。次世のソロジンが決定すれば、我々のメシアA球はビッグバン再生に入り強制終了となるためである。

 そうして新生ソロジンとして選ばれたのが前著『ソロンとカリン 龍神物語』の主人公KENだった。

 

<創造主の迷い>

・言語と宇宙(銀河)民族の関係性

・本命民族「57音言語民族」の特別性

・世界に点在する巨石群の正体

地球人はこうして天の川銀河系の宇宙人達に教育されてきた

 

アリヌラムーベテルギウス戦争

・プレアデスを主軸とした銀河連合が解体され、銀河系には4つの連合組織が残っていた。それぞれ、大所帯の「ネワブジ連合」、ならびに「ヒヨケイ連合」、「ルイム連合」、「ベテルギウス連合」。これらはいずれも26音言語民族である。

 

・アリニラム軍はプレアデスの貴族文化を忌み嫌い、連合組織の生き残りをことごとく片づけて、力ずくでの絶対的支配を強めていった。無論、生き残った四つの連合国も、アリニラム軍の強制支配に屈して苦汁を舐めていた。創造主がバックにいるのでは、アリニラム軍に対して面と向かって反抗することはできなかった。

 

・また学校教育にはセザナ神の言語である「神語」の教育がほどこされたが、子供達は普段母国語で会話をしており、彼等は授業で外国語を習っているにすぎず、57音言語が定着することはなかった。

 

・なぜそこまで、セザナ神は57音言語民族にこだわるのか――実は、これには深い意味がある。古から“創造主言語は57音である”と定められており、特に呪文を扱う宇宙戦士(現行の創造主達)になるためにこの言語の習得が必須科目だったためである。

 その上、57音言語は「ヒール言語」とも称されており、“自然界の創造主”とも呼ばれる「ヒール」が、「我が子」と認定するのは、57音言語を話す民族だけという理由もあった。

 

そうしていまから約10万年前、ベテルギウス連合は、創造主が伝授するところの宇宙最高峰の技術を手に入れた。

 

・またベテルギウス軍は、アリニラム軍の管理外にも、秘密の軍事基地をあちこちに増設し、将来の戦闘を見据えて準備を進めていった。

 このとき、ベテルギウス軍側の戦闘機は300万機であった。

 一方、アリニラム軍の戦闘機も増産されており、すでに700万機という勢力に増強されていた。

 

いまから9万5000年前、両者は真正面から激突し、アリニラムーベテルギウス戦争の火蓋が切って落とされた。

 

・この5万5000年に及ぶ長い戦闘の結果、アリニラム軍をようやく仕留めたベテルギウス軍だったが、戦争が長引いた最大の理由は「ネワブジ連合」にあった。

 

・ベテルギウス軍は、アリニラム軍にとって代わり、聖地守備隊の称号を得、さらに当時のベテルギウス皇帝である「イシス」は、「銀河ファラ王」の位を賜った。

 

・ボラン銀河団は、いまから1500万年前に「猿の人化作業」が始まり、その後かなり優秀な猿がたくさん誕生したことから、セザナ神は言語教育に夢中になり、管轄下300個の銀河系に対して、57音言語を大量に移植していた。

 

地球のベテルギウス時代

・地球のエジプトにベテルギウス軍が降り立ったのは、いまからちょうど4万年前である。そこは、すでにアリニラムの「エジプト言語居留区」となっており、現在のギザにあたる場所には彼等が建立したスフィンクス(セザナ神像、6万年前に建造)が建っていた。

 

・ちなみに、地球で働いている宇宙人(銀河人)が地球で死んだ場合、その大半は単独位相を持ち込んで活動しているために、「死者の里」には送らずに地下牢に幽門して保管する決まりになっていた後で使用したり母星に返還する場合がある)。

 

・いまから約8万年前、アリニラム軍が労働をさせるために地球に連れてきた天秤座のグリーゼ581星の第3惑星に生息していた大猿(身長が5メートルほどの原始人)は、合計で800体にも及んだ。その多くが仕事場から抜け出して世界各地へ分散してしまったのだが、セザナ神は聖地守備隊となったベテルギウスに対して大猿の始末を命令した。

 

・龍神島には、いまから5万年前に、アリニラムの巫女が6匹の猿を連れてきた。それを現在の岩手県にあたる場所で3匹、関東で3匹、ベテルギウス軍がその身柄を捕獲し、殺して埋めたという資料が残っている。

 

・48万年前の大昔からプレアデスの聖地守備隊が本拠地にしていた太平洋の「ムー大陸」は、すでに海の底に沈められており、400万人にのぼるプレアデス軍がアリニラム軍の攻撃により皆殺しにされていた。

 

・ちなみに、ベテルギウス政権は地球では第1期から第7期のファラ王まで続いたが、その後はシリウス基地で第8期から第10期までが営まれて、プレアデスから始まった銀河ファラ王制度はベテルギウスのシリウス政権が最後となった。

 

地球民族の興隆

・しかし、地球人を人化したのはわずか550万年前で、まともな人間に成長させるためには2000万年もの輪廻時間を要することを考えれば、自然に任せた普通の育て方では優秀な生命体など短期間では絶対に誕生してこない。