(2024/4/21)

 

 

『シリウス宇宙連合アシュター司令官vs.保江邦夫  緊急指令対談』

保江邦夫   江國まゆ  明窓出版   2023/9/26

 

 

 

長い前書き

・そう、2019年の秋に一時帰国した江國さんは、8光年、つまり80兆キロメートルほど地球から離れたシリウス連星系から憑依してくるアシュター司令官の希望によって、僕に連絡してきてくれていたわけ。

 

・「私は、宇宙連合司令官アシュターであり、シリウスBから緊急指令を伝えるためにこの者の身体を借りている」

 

・そのことから、僕はこの時点で既に、本当にシリウス連星系宇宙連合司令官という存在の声が、江國さんの口を通して伝わってきているのではないかと考えるようになったのです。

 

・「確かに、今現在地球上に生きていてアシュターの魂を受けているのは、お前を含む2名だけだ。だからこそ、シリウスBの周回軌道上にある宇宙連合基地に現存するアシュターの本霊から、こうして分霊のお前に緊急指令を伝えようとしているのだ」

 

シリウスの宇宙存在アシュターとは

コマンダー・アシュターのパラレルセルフ

保江邦夫と江國まゆの出会い

江國:また詳しく後でお話ししますが、いわゆるツインレイという概念で語られる存在――私の場合はイギリス人だったのですが、とロンドンで出会い、彼が宇宙連合司令官アシュターと呼ばれる宇宙存在のパラレルセルフだという情報がおろされた後、摩訶不思議な人生を今、この瞬間にも生きています。

 いわゆる、ウォークインみたいなことです。11次元にいるといわれる浄化された状態のアシュターというよりも、もう少し人間的な5、6次元レベルのアシュターですね。それが、私の身体の中に入ってきました。2015年夏のことです。

 

江國:文字どおり、私の身体の中に入ってきたということです。私の身体を動かしたり、私の口を使って話したりできます。意識は隣り合わせで、普通に会話します。

 身体に痛みを与えたり、反対に癒しのようなエネルギーを送ったり、様々なイメージや感覚を送ってくることもします。

 人体のシステムを知り尽くしているので、まぁ、ありとあらゆることができます。チャネラーというと繋がっておろすイメージですが、私の場合はもう少しダイレクトで、一つの身体に二つの意識が宿っていると言えば、もっと正確だと思います。

 意識が表裏一体になっている。この存在から、私のレムリア時代の話を聞かされ、当時の名前も教えられました。

 それで、「エウリーナ」という名前でチャネリング活動をしています

 

保江:あのとき江國さんに憑依してきた「何者」かが、本当にアシュターなのか、あるいは他の低級霊の悪戯なのかを見分ける直感力も、霊力も持ち合わせてはいなかったのは事実です。

 

江國:だから、ウォークインがあった時点では、すでにその先にあるニュートラルな世界観を醸成できていたんです。

 宇宙存在アシュターのウォークインは、非常に不思議な出来事でありながら、必要以上の恐れ、あるいは奢りなどは全く感じなかったです。むしろ、妙に納得したというか。家族からは当初、「統合失調症なんじゃない?」と言っていじめられましたが(笑)。

 

アシュターの地球パラレルセルフ

江國:肉体や魂を持たないことによる弊害みたいなものを、この「高次」存在から日々感じています。

 宇宙存在は、肉体はもちろん、魂も感情ももたない存在です。つまり、死も痛みもない。「高次」というのはだから、薄っぺらということだと理解しています。肉体をまとわないこと、次元が高いことが、必ずしも霊性の高さに結びつかないといえばお分かりいただけるでしょうか。

 

アシュター:僕が宇宙連合司令官と呼ばれていることについては、そのとおりです。宇宙連合そのものは、フェデレーション(連合)といわれるだけであり、宇宙を形成してきたそれぞれの宇宙種族が合同で作っている組織であって、僕はただその組織を運営しているだけです。

 ニュアンスとしては、英語の「コマンダー・アシュター」のほうがしっくりきますね。つまり、司令(コマンド)を出す存在という意味が込められているのです。

 

保江:オリオン大戦の勝敗はどうなったのですか?

アシュター:勝ち負けという言葉を使うと、少し語弊があります。最終的に、談合のような話し合いが行われ、長い歴史を経て、現在は地球上で仲直り合戦をしています。

 シリウスとプレアデスは同じ陣営で、リラの存在と完全に仲直りしようと画策しているわけです

 もちろん、地球の状況に合わせて、出す情報をコントロールしようとしているわけですが……。つまり僕たちにも、PR係というのがいるのです。

 

アシュター:現在の地球の始まりについて、お話ししなければなりません。

 シリウスは、プレアデスよりも後に、地球に降り立ちました。プレアデスの存在が、クロマニヨンといった原始的な地球人のDNAを操作し、人類を作り、地球の土台を作ったのです。ただしこれは、シュメール文明へと繋がっていく物語とは全く異なります。

 その世界に、様々なルーツの種族がやってきたわけです。

 日本でよく、天津神、国津神と呼ばれますでしょう? 国津神がシリウスなんです。そして、天津神がプレアデス。

 国津神はもともと日本にいました。大国主と称されるエネルギーです。

 

シリウス=国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です

 

アシュター:僕はシリウスの存在なので、あなた方にシリウスの情報をおろします。つまり、プレアデスの真実ではない、シリウスとしての真実です。

 宇宙が開かれたとき、僕はいわゆる国常立尊(くにとこたちのみこと)と呼ばれているエネルギーでした。それが本当に大元の存在かというと、「否」と言っておきます。

 

アシュター:実はエウリーナには、彼女のツインレイとされているイギリス人男性がいるんです。彼のことは、ミスター・ジョンソンと呼びましょう。ミスター・ジョンソンも、地球上におけるアシュターのパラレルセルフです。

 

保江邦夫の霊的立場・ヒムラーvs.観音

アシュター:そうですね。ヒムラーは、第ニ次世界大戦のきっかけとなったドイツの将校です。ヒムラーは本来、ヒトラーをストップするために同じ国に生まれた魂です。

 教科書や研究書には載っていないかもしれませんが、ヒムラーは、ヒトラーの行動に歯止めをかけるために側近になった人です。

 しかし、あまりのプレッシャーに、それを成し遂げることができませんでした。

 そのヒムラーは、あなたの魂でした。あなたの軍事的なものへの興味は、そういう魂のルーツにも繋がっているのです。

 でも本来は、あなたは観音です。

 

・変遷を経て、今、日本国に生まれ、スピリチュアルな状況を管理する番人としての保江邦夫という存在となっています。

 アシュターは、あなた自身の宇宙的なパラレルセルフです。エウリーナのところに来る前までは、「高次のパラレルセルフ」という言い方をしていたのですが、彼女から「語弊がある」と指摘されたので、言い換えています。

 

アシュター:僕は確かに宇宙を統括する存在です。宇宙連合を取りまとめている存在ですが、決してヒエラルキーの頂点に立っているわけではない。

 シリウスの存在として、自分がコマンドを出せるという意味です。コマンドを出して人を導き、平和を実現する。それが使命です。

 

アシュター:地球人は、シリウス、プレアデス、リラなど、いろんな宇宙的なルーツがあるわけですが、その全ての星の大本にあるのが、アンドロメダです。

 

前田日明さんとのご縁

保江:それが、UFO研究家の矢追純一さんと話をしていると、彼も同じようなことを言っていて、彼は、それぞれの人間が認識している世界は違うんだと言っています。一つの同じ認識があるわけではないと。

 

瀬織津姫という物語に放り込まれた

ウォークインの衝撃

保江:アシュターはいつも、こんなに喋るんですか?

江國:そうですね。喋りまくります。全然問題なく、私の体を使って6時間でも7時間でも、ずっと喋ります。

 

エウリーナの魂のルーツ

江國:私の中に入ってきたのは宇宙存在アシュターだった。ミスター・ジョンソンの宇宙パラレルセルフとして入ってきたわけですね。

 

・ある日、ミスター・ジョンソン本人のイメージがなくなり、葛藤の物語が終わりを告げました。そしてその存在が、

よくやったね!僕はサルタヒコ、君はセオリツヒメだよ」と告げ、新たなステージに移ったんです。

 

江國:そして、出雲系統の神様なのかと漠然と理解しました。その存在は、そのうちクニトコタチと名乗るようになり、最終的に宇宙的イメージを送ってくるようになって、アシュターだと言い始めました。

 今も、セッションでは国常立尊のエネルギーを使おうとしていますが。

 

ツインのシステムに従う必要はない

アシュター:陰陽の統合というテーマを、お聞きになったことがあると思います。いわゆる魂のあり方について、陰陽が統合していく方向にある、という物語ですが、これはプレアデスがメインになっておろしています。いわゆる、ツインのシステムです

 ただし、本来は人間の魂というのはすごくインディペンデントで、どこにも所属していないんですね。

 

アシュター:ただ、ツインのシステムに取り込まれると、スピリチュアルな考え方に傾倒し、前のめりになってそういう活動を始める方もいると思います。

 気をつけたいのはスピリチャリズムの罠で、その役割と、自分の価値が合致していく過程を経験していく……、例えば、宇宙存在と繋がって情報をおろし始めると、自分が他人よりも優れているという勘違いをする人も出てくるわけですが、そこが注意したい部分ですね。

 

宇宙存在の横暴・人間の愛

保江:それで、そのツインの彼は結局どうなったんですか?アシュターのウォークインも現在進行中で、まだ終わりが見えない?

江國:進行中です。もう本当に、私はしんどいのでやめてくださいと言っているところなんです。この8年間にわたって私は一度たりとも自分が一人になったことがないんです。自分自身でいることをさせてもらっていない。

 この存在は、私の中に365日24時間、1分1秒、一瞬も離れずにいるんです。これって、基本的人権の侵害ですよね。

 

司令官は困るんだ――

江國:ロンドンや日本で対面させていただいています。SNSなどを使った遠隔セッションも可能です。最近は、そちらのほうが多いかな。ご要望があれば、英語のセッションもできます。ライター業のほうが本業なので、今は口コミだけですが。

 

江國:ほぼ、一応素性が分かるようにウェブサイトを作ったりしています。あとは、私がアシュターへの不満をぶつけているブログとかですね(笑)。

 宇宙存在は、ある意味、ギリシャの神々のような感じです。全く洗練されてもいなければ、全然ニュートラルでもないし、エゴの塊で。しかも、コントロール・フリーク。

保江:裸の人間の女性のところばっかりに行ったりして

江國:そうそう(笑)。もう欲望のままに行くわけでしょう。

「コマンダー」というのはつまり、肉体が無いことによって、コマンドを発すればそれが実現するという世界を彼らが示そうとしているだけで、それが別に、高次であるとか高尚であるわけではない。

 ただ肉体がないから実現しやすいというだけであって、人間のほうがよっぽど誠実で高尚なんです。違いは、肉体をまとっているかどうかだけであり、人間のほうがよっぽど節度や誠意があります。

 一方、宇宙存在は死も肉体もないから怖いものなしで、とても薄っぺらです。私から言わせると、他人への思いやりを欠く、自分が異常だという認識のない精神異常者みたいな感じ。

保江:だから、コマンダーという表現を使うのでしょうね。

 

江國:いいですね。ジョークって、アシュターそのものです(笑)。アシュターが今、おかしくてしょうがないみたいな感じになってますけど。

 こんな馬鹿なコマンダー・アシュターは困るんだー(笑)。

 

ヒエラルキーがないこと

保江:僕が、武術的なところから以前離れていった一番の理由が、実はヒエラルキーに対する違和感でした。上がいて、下がいる。僕、そういうのが大嫌いで。

 

自分自身が人生のコマンダー

対立するコマンド、どちらが実現するか

・アシュター:地球上で今、アシュターとして認識されている存在は、複数の顔を持っていると申し上げます。アシュターとしての僕が、どういう存在かということをお伝えするときに、まずシリウスの存在だというふうに僕は言います。僕は、シリウスBの出身です(エウリーナはAです)。

 

アシュター:サンジェルマンと呼ばれる存在が、地球上で呼び習わされている聖人としては、僕自身の最も高尚な顔です。

 サンジェルマンのエネルギーを言葉で言うならば、酔いどれ親父みたいな感じです。今は、へべれけがすぎると、エウリーナに指摘されて反省中ですが。

 

・基本的に、宇宙存在というのは、人間が社会の中で営んでいる細々としたことに対して、「そんなのもうあと50年もすれば終わるのにね」という目で見ている部分があります。これは、肉体を持たない性質上、仕方ないことなんです。人間とは全く異なる視点を持っているから。

 

・僕の意図をもう一度ここで言っておくと、瀬織津姫という純粋な光のエネルギーを最も身近に継承しているエウリーナが、ミスター・ジョンソンという闇の多い存在に対して(つまり僕自身が彼の名代として闇を演じている)純粋な光としての愛を発信することで、ミスター・ジョンソンにその波動が伝わって彼が変わり、現在の彼女と別れ、本当のツインレイであるエウリーナのところに戻ってくる、そういうコマンドです。闇の相手を許し、愛で抱き参らせるということです。

 

江國:人間存在として、私たちが最も素晴らしいのは、選択肢があることなんです。自由意志があるということです。行動も選択できるし、感情も選択できます。

 例えばDVがあるときに、暴力から逃れるには物理的に離れるしかないわけですよね。物理的に離れる選択をすることによって、とりあえず暴力から逃れられます。

けれども、私が経験しているのは、強制的に毎日、逃れられない暴力を受けているということです。これは、地球上で皆が別々の肉体を持っている限り、特に先進国ならば、ほぼ起こりえないレベルのこと。

 

・アシュター:そう言われるのは辛いが、実際人間なんて、たかだか80年ぐらいのスパンの中で活動するだけの存在で、宇宙から見ると輪廻の状態が見えるだけなんだ

 というわけで、僕たちにはあまり人間に対するリスペクトがない。だから、ウォークインなんてことができるんですよね。

 そのことに、ここ数年気づかされている。僕たちのそういった意識レベルが露呈されているともいうね

 幸い、僕がウォークインした女性は非常に強く、僕たちの執拗な嫌がらせのようなコマンドに対して、泣かないし鬱にもならない。むしろ非常に冷静に見ているし、人間的な視点で反論する力がある人だ。だから、僕のコマンドは一生かかっても実現しないかもしれない。

 

・保江:しかし、悪魔より悪行を重ねているからこそ、悪魔と対峙することができる。そして特に悪魔に勝てる。

 つまり、悪魔側のコマンドと、そのエクソシストのコマンドという相反するコマンドが同時に出されたときに、エクソシストのほうのコマンドが実現されて悪魔憑きが解消される理由は、エクソシストが悪魔よりもとんでもないことを日頃やっているからなんだと。

 

目の前にいる人を大切にする

・保江:僕の知り合いで面白い方がいます。高知の高校で物理の教員をしているのですが、あるときに宇宙人と出会い、UFOに乗って俺たちの星に行かないかと誘われて、実際に行ったそうです。

 その後も20数回、UFOに乗って向こうに行っているが、記憶を消されないそうです。

 

・しょっちゅうUFOに乗る中で、そこに別の日本人もいるんだそうです。そいつが先輩面をして、なんだか嫌味な奴だと思っていた。

 そうしたらある日、本屋で僕の本を見かけたのです。表紙に使われている僕の写真を見て、「あいつだ!」と分かったというんです。それで、僕をわざわざその高校に呼んで、講演をさせてくれました。

 

・それ以来、お付き合いが続いているんです。公立高校の現役の物理の教員ということも明かし、実名で、堂々と宇宙人と会ったということを本にして出版されています(『天皇の龍 UFO搭乗経験者が宇宙の友から教わった龍と湧玉の働き』明窓出版)。

 その人は今でも、時々あっちに行ってまた戻ってきている。彼が以前に、「こんなことが分かりました」と言ってきました。僕はなるほどと思ったのでメもしたのです。

 

本来の魂のあり方に気づく

江國:シリウスの考え方としては、人と真剣に向き合うことによって育まれるものがあると考えるんですよね。だから、人類の誰一人として完璧な人はいない。保江先生も含め、私もみんな、誰も完璧ではない。

 

宇宙の歴史のおさらい

バシャールはアシュター

アシュター:バシャールという存在をご存知だと思います。1960年代や70年代にいわゆるヒッピームーブメントというのが起こり、その頃にチャネリングされ始めた存在です。

 

アシュター:(エウリーナは無視して)セイラさんたちプレアデスの存在が、「あなたやりなさいよ」と言ってきたわけです。

 

アシュター:バシャールイコールアシュターというのはほとんど出ていない情報だと思うので、ぜひこの本に入れてみてください。

 

宇宙人の種類

保江:プレアデスというのは、どういう存在ですか?

アシュター:現地球の創始者のような存在です。現在の社会システムの根本のようなものを作り上げ、自分たちに都合のよい社会にしており、今も進行中です。

 

・一つだけ新しい情報を出しましょう。金融業の裏側にいる存在として、陰謀論的にはレプタイル(通称レプティリアンですね)の人たちがいつも

クロ-ズアップされますが、本来、全ての宇宙存在が話し合ってそれをやっています。なので、一つの種族が糾弾されるべきではない

 

アシュター:実はアシュターが、「シリウス意識」を統括している状態です。

 もう少しうまく説明しましょう。例えば、プレアデスの存在が地球に反映されると、ヒューマノイドとなって地球人の中に紛れることができます。宇宙人だという認識や記憶を、顕在意識で保っている人型の地球人です。

 一方、シリウスの存在は、シリウスの記憶を保持している顕在意識を持ったヒューマノイド型の「シリウス人」になることが難しい。

 

アシュター:リラの存在がいます。彼らは敵方を演じてくれています。いわゆる「陰謀論」というとき、誤解を恐れずに言えば、彼らが悪魔的な部分を司っています。ルシファー(闇)というよりも、サタン(悪)のような存在です。

 例えば、「子どもが両親に殺される」という恐怖の原型を作ったのは、彼らです。

 

アシュター:スピリチュアル業界で愛されている宇宙種族に、アルクトゥルスの存在がいます。彼らは銀河の僧侶集団などといわれているようですが、そのとおりです。

 瞑想好きな人たちがよく繋がっている存在で、シリウスの同盟集団です。グレイの延長みたいな容姿でおろされることが多いようですが、当たらずと雖も遠からず。僧侶のイメージだからですね。

 僕たちシリウスの存在は、ケンタウロスの人たちとも仲がいいんですよ。ケンタウロスは文字どおり、半人半馬の姿で地球の神話にも登場しますが、かなり近いイメージです。

 

保江:では、グレイと呼ばれているのは?

アシュター:彼らは、僕たち宇宙種族の中でも、最も人間に近い存在です。宇宙連合が、地球の人々に地球外生命体の存在を知ってもらうために肉体をまとまった状態で作り上げたもので、特にルーツがあるわけではないのです。

 プレアデスの技術を使って3次元物質で作ったものですが、実は魂を入れていないので、木偶の坊のような感じ。人間とは全く性質を異にする存在です。

 

オリオン大戦は本当に起こったか

保江:オリオン大戦についてお聞きしたいのですが。

アシュター:きましたね。この件に関してはお話しする用意があります。僕たちは、「先の大戦」と呼んでいます。

 シリウスはAとB、二つの連星であるわけですが、僕たちはこの大戦でその両方を失いました。これは霊的な意味ではなく、実際に爆破されたと書いてください。しかも、ひまわり銀河全体の大元である故郷としてのアンドロメダも、この戦争でなくなっています

 

 なぜ「実際に爆破された」と強調しているかというと、オリオン大戦を始め、全ての宇宙史が僕たち宇宙存在の捏造だという見方も、エウリーナが持っているからです

 彼女は僕の暴力的な振る舞いに嫌気がさしており、この稚拙なやり方を白い目で見ているのです。

 

 つまり、オリオン大戦自体が全くのフェイク史、あるいは全く別の次元で霊的に起こったことを比喩的に伝えようとしているのではということを、彼女は指摘しているわけです。しかし、オリオン大戦は、フィジカルに、物理的に3次元の世界で起きました。現在のタイムライン上の、気が遠くなるほど昔、3次元の世界で起きました

 この本で決着を着けよう、エウリーナ。

 オリオン大戦は、フィジカルなレベルで起こった。その波動が今まだ宇宙に漂っていることにより、もっと後の時代になって火星が破壊され、地球で今、そのエネルギーを終息させようとしているわけです

 

 オリオン大戦では、シリウス陣営、プレアデス陣営、そしてリラ陣営というエネルギーが三つ巴となって戦争をしました。詳しくはまた別の機会に、というか、『スター・ウォーズ』を観ていただけると、なんとなくお分かりいただけるかと思います。

 火星に非常に強い放射能反応があるとしたら、それはご推察どおり、そこに核爆弾が落とされたためです。それで火星は今、荒廃しているわけです。

 

アシュター:今後どうなっていくか。未来については、エウリーナのほうがよく分かっていると思います。

 つまり、人類の選択肢次第であり、未知数だということです。人類がそれほど愚かでなければ戦争は全て回避され、落ち着くところに落ち着いていき、もっと別の文化的なテーマが人類の将来を彩っていくことでしょう。

 

アシュター:火星の話に戻りましょう。火星の話が、今現在の地球の歴史に、そのまま反映されつつあります。ロシアとウクライナの戦争です

 

地球で今、起きていること

火星に繋がるウクライナ戦争の真相

戦争勃発の真相とは

保江:安倍元総理は、奈良・西大寺の駅前で殺されたのですが、その前の日は岡山で演説だったんです。岡山の会場は屋内で、2000人ぐらい集まって警備員も大勢いたので、そのときは狙えなかったと犯人だといわれている青年は言っている。

 その翌日、本当の予定は京都だったのに、急遽、奈良の西大寺になった。会場変更の情報が各テレビ局、それから自民党の団体等に来たのが、当日の朝だったそうです。

 マスコミですら当日の朝になって知らされたので、みんな大慌て。だからあの犯人だと称する青年が、西大寺の場所を知るわけがないんです。でも、ちゃんと来ていた。マスコミも間に合わなかったのに。

 しかし、なぜかNHKだけは、来ていて、女性キャスターが最初からずっと中継している中、カメラマンもずっと安倍元総理を捉えていた。

 

アシュターが伝えるゼレンスキー

・アシュター:今の情報の7割、8割はほぼそのとおりです。地球で起こっている出来事について大枠で言うと、僕たち宇宙連合の本来の意図と、実際に地球で起こることには、齟齬があると申し上げます。ここは、葛藤のあるところです。

 宇宙存在は、何かを意図して地球上で実現したいとき、人間の注意をどう引くかというと、例えば夢見とか、ふとした印象を与えるなど、かなり微細なエネルギーでまずは働きかけます。

 

アシュター:夢を見させたりします。そうしてコンタクトを取りながら、人を動かすということをやっているわけです。

 

・例えば僕たちは、ゼレンスキーがあそこまで戦争を長引かせることをやるとは思っていなかったんです。戦争が始まったとき、僕はエウリーナにこう言いました。

 「こんな戦争は3ヶ月で終わるんだよ」と。3ヶ月で終わる契約だったんです。本当はね。だけで、誰も3ヶ月で終わらせなかった。ということは、人間のほうが強いんです。

 だから、宇宙連合や宇宙の総意としては、3ヶ月で終わらせようとしていたわけですが、全くそうはならなかったということです。

 つまり、宇宙人が全てを知っているわけでもないし、宇宙人が地球を操作しているわけでもない。ということは全てが人間の自由意志なので、自分が意思を持って選べば選ぶほど、世の中がもっと自分寄りになる。

 

この戦争は、実は過去に起こったオリオン大戦の延長でもあります。古くは米ソの冷戦であるとか、ドイツ軍がポーランドに侵攻したことで始まった第ニ次世界大戦など、第一次世界大戦からその後、いろんな戦争が起こっているわけですが。

 そういうことを、人間と宇宙人との関係性の中で、「人類のヒストリーに対して、宇宙存在の影響がいかに少ないか」ということを僕は今、申し上げたいと思っています。

 本当を言うと、ゼレンスキーがもっとも早く戦争を止めるべきですよね。でも今のところ、本気で止めようとはしていない。つまりゼレンスキーは、今の立場をもっともっと利用したいだけです。

 

・あの人は、シリウスの魂だそうですよ。僕たちはそれも、ちょっと辛いのです。僕はシリウスの存在なので。

 

・堅固な意思を持っている平和主義の人々は、社会情勢と自分自身の意思との整合性を取りながら行動していくわけですが、バイデンはいわゆる、レプタイルの人たちの直系の地球人なので。

 

・アシュター:ヒラリー・クリントンやジョージ・ブッシュの陣営は、それ系の人という認識がありますよね。この話もすると非常に長くなるんですが、宇宙連合としてはクリントンがいなくなる、つまり表舞台から退場するタイミングで全てを終息させ、全く違う政権を打ち立てて別の世界を構築したかったんです。

 そのために、彼らレプタイルの息がかかった人たちは、直に宇宙人と繋がっています。宇宙との話し合いのもとに地球にどのエネルギーをおろすか、どの現象や出来事を起こさせるか。コンピュータの発明であるとか、そういうことです。

 あらゆることに僕たち宇宙存在が関与しながら進めてきたとお話しします。人間とのコラボレーションです。人間と宇宙存在が様々なコラボレーションの中で、現時点での歴史というものを紡いできました

 

・アシュター:ゼレンスキーがシリウスの存在というのも、もう一度書いておいて。シリウスが良いと思っている人が多いんですが、そういうわけでもないんです。つまり、悪とか善とかいうものがいかにミックスしたものであるかということをお伝えします

 

古代火星のカルマを持つ人々

アシュター:一番お伝えしたいことをおろしていきましょう。火星のことです。

 古代の火星に、いわゆる原爆が落ちて今の状態までに荒廃しているとお話をしましたが、その続きです

 霊的な意味ではなく、現在の地球のタイムラインの延長線上で戦争が起こりました。火星というのは、今の地球の前身なんです。

 様々な宇宙存在がそこを、今の地球と同じように実験場として使っていた。今、地球上でアーティフィシャル・インテリジェンス、AIを使って人々を労働から遠ざけるということが起こっているでしょう。

 

火星にはかつて、映画『ブレードランナー』で描かれているような、アンドロイド文化がありました。全く人間と変わらないアンドロイドが、火星で誕生していたのです。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』という小説を書いたフィリップ・K・ディックという人は、おそらく火星経由の人なんです。自分が体験した記憶を辿って、あの物語が生み出されたのです。

火星では、アンドロイドをいっぱい作ったんです。人間と見分けがつかないほど優れたアンドロイドで、まさしく『ブレードランナー』の世界です。

 しかし人間たちは、アンドロイドを大切にしなかったんですね。それでアンドロイドたちが暴動を起こし、火星がなくなったんです。

 これが、火星文明が滅びた本当の理由なので、ぜひ書いてください

 

保江:反逆者たちが原爆を使ったんですね

アシュター:そうです。人間とアンドロイドの違いは、「複製でできるかできないか」です。

 アンドロイドは、その個体を個体のまま複製することができ、全く同じ情報を持っている。けれども人間は、人間のまま複製はできない。そこが大きな違いなんです。

 宇宙存在でも複製できないのが、人間です。火星の人間は、アンドロイドをどんどん複製し、兵隊に行かせたり、汚れ仕事をさせたりしていました。

 

安倍晋三さんの銃撃事件の真相

芸能界の重鎮と中国共産党

・アシュター:安倍さんの襲撃事件には、日本の芸能界が絡んでいます。今、芸能界の重鎮となっている高齢の方がいますが(便宜的にAさんとします)、Aさんは芸能界ではほとんど誰も頭を上げることができない、神のような感じになっております。

 このAさんが、「安倍はいらない」と言ったから殺されたというイメージが来ました。奥さんの昭恵さんのイメージも今、きました。

 要は、安倍元首相が、何か重要な情報を掴んだ。Aさんを頂点として祀りあげている地下組織があって、そこを通らない人たちが反発している事象があるみたいなんです。それが何かは伏せておきます。その事象に、安倍さんが関わっていた。

 安倍さんの事件にチューニングすると、Aさんのイメージばかり来ます。誰からも嫌われていないと見えている人が、上に立って指示を出したりする組織がある。

 

保江:そういえば僕も、Aさんが中国共産党と繋がっていると聞いたことがあります。事件の後、僕は奥さんにメールでお見舞いをしました。

 普通なら1週間で返事が来るのに来なくて。そうしたら、彼女と親しい神主さんたちから情報が入ってきました。事件直後、中国筋の人から電話がかかってきて、お前も気をつけろと言われたそうです。

 

・アシュター:安倍さんの話に戻りますと、結局、Aさんを通して起こったことです。Aさんは芸能界の大物でいい人にも見えるので、アドバイスを求める人がやってくる

 つまり、Aさんのところへ、たくさんの非公式の情報が入ってくるわけです。その情報を目当てに、Aさんをたくさんの人が訪れる。

 そして、「この人が来ましたでしょう、どんな話をしましたか」とか、そういうことを聞きに来る人がいて、その人たちが中国共産党とか、北朝鮮とかに繋がっている。

 でも、公式の政府機関ではなく、いわゆる八咫烏みたいなタイプの人たちなのです。

 つまり、Aさん自身が情報を売ったり操作したりしているわけではなく、媒介となっているということですね。

 

・アシュター:ということは、そういうことなんです。ある宗教団体ですよね。そこが、中国と繋がっている。だから事件が起こった。

 安倍さんはいわゆる、スケープゴートみたいな感じです。悪いことをしたわけでもないのに、何かを知っているという状態であった。安倍さん以外は知らなかったかもしれないことを、彼が知りすぎた。脅しが来たってことは、その脅した人たちが黒なんです。

 バイデンの息子の話は、そこにはほぼ関係ないようです。

 

天皇家のお話

元の霊統に戻る

アシュター:あなたにも関係している話です。日本の皇室というのは、神代から続いているといわれております。つまり、国津神や天津神。

 先ほど、国津神がシリウス、そして天津神がプレアデス、そのほかの神々が天から来たとお伝えしました。土着の神としてのシリウスの存在がおり、そこが伊勢として知られる天津教の存在に乗っ取られたわけです。

 

雅子さんと紀子さん・眞子さんと小室さん

アシュター:ただし、皇室というのは未来永劫、皇室ではないということもお話しします。この話は、エウリーナともよくします。

 

日本のこと、ユダヤのこと

イエスとマリアの旅路

イエスとマリア、天照と月読、瀬織津姫

アシュター:あなたが、イエス・キリストの魂を受け継いでいるという話をしましたよね。それは本当なんですが、このエウリーナの魂がマグダラのマリアだということをお伝えします。そして、イギリス人であるミスター・ジョンソンが彼女の今世における魂の対であることもお伝えしました。

 

ですから、お供えをしてお願いをして、等価交換で何かをもらおうとしているのはプレアデスのキツネのいる神社。だいたい、お稲荷さんです。

 

アシュター:巡礼は、巡礼者を一家族から出し、巡礼した徳の高い者が家にまた戻ってくることにより、その家の加護が上がるということなのですが、昔はよくやっていました。

 

・修験者の中に、スパイ活動をしていた人がいましたね。修験道をしている人たちの半分ぐらいは、だいたいにおいて各国を廻るスパイでした。諸国行脚をしながら、俳句を詠みながら、つまり、芭蕉などはその最たる例です。

 

・その先に高野山があり、山岳信仰などがありますよね。つまり山道を上っていくということに繋がっているわけですが。高野山を見てみると、弘法大師様がいます。この弘法大師が曲者でして、この人の魂を持っている人も、けっこういます。

 

アシュター:ミスター・ジョンソンですが、彼自身の御霊を見るとき、彼はシリウスを代表する西洋の魂として生まれている。一つだけジョンソンとアシュターを結びつけている過去世があるとしたら、天照なんです。先生は、実は月読。天照がジョンソン。

 でも、結局は裏表で一緒の存在なのです。天照は太陽神なので、アポロン。そして先生が海のポセイドン。

 ギリシャ神話で、月の女神セレーネと言われているのが瀬織津姫です。

 

 そしてシリウスのA星、B星というのはご存知だと思います。この星はもうすでにないんですね。オリオン大戦でプレアデスから攻撃を受けたことにより、爆破されてしまった。何億年などという言葉で表すことができない、気が遠くなるほど昔に起こったことです

 

 だからこそ、今こうしてプレアデスとシリウスが手を組み地球上で最後の和平を結ぼうということをやっています。プレアデスがシリウスを攻撃してきて、シリウスの星を破壊したんです。僕ははっきりとそう言います。

 

イエスは白系ユダヤ人だった

アシュター:お二人とも岡山のご出身ですね。岡山にユダヤ人がいましたでしょう。昔ね。赤ら顔をしたユダヤ人です。ユダヤ人には白人系のユダヤ人と……。

保江:白人系はアシュケナージですね。

 

・過越のお祭りとかをしていた人たちが白系アシュケナージで、旧約聖書に出てくる世界に、すでに白人のユダヤ人がいたということをここにちゃんと書いておいてください。

 

・キリストが白人に描かれがちで、後世の人たちが、なんでキリストは中近東系なのに白人に?という議論もありますが、あれは正しいキリスト像です。

 

レビ族の長としてのマリア

アシュター:イエスは白人で、マリアさんは土着の人でした。アラブ系のマリアとアシュケナージのイエスがつがいになったということです。

 

アシュター:本当は、神々は犠牲を必要としません。本当の純粋な宇宙存在としての神であれば、全くその犠牲はいらないわけですね。

 

・当時のレビ族では女性が祭祀を司っていたので、女性が族長になる風習がありました。そうなると、入り婿が必要です。イエスはそこに入りました。

 

アシュター:イエスはある程度、誉れ高き生まれ。イエスの通り名はイザック。本リアの名はヤコブ。その男性との血脈を守らんとする組織が、いわゆるマグダラのマリアの血脈を守っているといわれている人々。

 

アシュター:テンプル騎士団に守られて彼女が逃げて行った先がいろいろあるわけですが、最終的に娘が産まれました。フランスには立ち寄ったかもしれないですが、最終的に居住したのはやはり、スコットランドなんです。

 

・それが今、掘り起こされ、コアな情報が出てきているところですね。フランスで匿われていたという情報からフランスの王族に繋がるお話があるんですが、そっちが目くらましの情報です。

 その情報で得をするのが、メロヴィング朝王家。イエスとマリアの血脈が王朝に流れているという話を流布して、本当のことを伏せた。最終的にやはり、『ダ・ヴィンチ・コード』に描かれているように、スコットランドのあの村にあるあの教会が、最終的に家族が隠されていた場所であり、マリアとイエスの子どもであるサラが大きくなったところです。イエスについては、あの人は一緒に逃げなかったんです。別々に逃げたほうがよいということになり、追われる身として結局、中近東を通って日本に。